福田雄一×井上芳雄「G&B」ゲストに城田優！印象は「とんでもない番組」

「WOWOWオリジナルミュージカルコメディ 福田雄一×井上芳雄『グリーン＆ブラックス』」第5話の収録が本日6月19日に都内で行われ、脚本・監督を務める福田雄一、キャストの井上芳雄、ゲストの城田優が取材に応じた。

第1話、第2話の放送を終え、来る6月24日深夜には第3話が放送される本作。井上は「番組の反響はものすごくありますね。舞台をやっていると、お客様と直接話す機会が多いんですが、番組を観ていますよと言ってくださる方が多い。ご夫婦でいらした場合は、奥さまが（自分の）ファンであることが多いんですが、ご主人が『グリーン＆ブラックス』観てますと言ってくれる率が高い。だから男性に喜んでもらえてるんだなと思います」と手応えを語る。

続く福田も「本当に狙い通りなんですけど、この番組はビックリするくらいにミュージカル界にすごい深く突き刺さっている感じがします。今回の収録でも新しい仲間が増えましたし、プロデューサーから聞くところによると、番組に出たいと言ってくださるミュージカル界の役者の方がグンと増えたと聞いております。全面的にミュージカル界を飲み込んでいきたいですね」と意欲を見せる。これを受けて井上は「コントをやりたいミュージカル俳優がこんなにもいたのかと。でもそれは福田さんの功績じゃないですかね。うれしいです」と福田を讃えた。

ゲストとして収録に参加した城田は「初回にも声をかけていただいたんですけど、残念ながらスケジュールの都合がつかなくて。だから今回は楽しみだったんですが、1本目からぶちかまされています。とんでもない番組だなと思いました。ゲストのゲの字も感じさせないくらい、どの放送局もやらないようなネタで僕を落としてくる。二度と出るもんかと、毎回出てやる！という裏腹な気持ちがあります。本当に楽しいです」と印象を語る。

福田作品の魅力について話が及ぶと、城田は「僕はまだ映像作品でしかご一緒していないですけど、その映像作品でさえも僕が経験してきたものとは違う。枠にとらわれずに、その場で生まれた面白いものをどんどん取り入れていって、いい意味で台本以上のものが生まれてくるというか。僕としてはそれがすごくやりやすいし、面白いし、可能性も広がります」とコメント。さらに井上も「僕は笑いのことばかりをやってきたわけじゃないんですが、やればやるほど笑いというのは奥が深いし、やり方もいろいろとあるんだなと思います。福田さんはその笑いに特化してやってきた人だから、笑いってすごいなと感じさせてくれる人です。福田さんは自由にやらせてくれるんですけど、でも枠組みはしっかりと作ってくれる。普段のミュージカルとは違う楽しさがあるなと思います」と答えた。

本番組は、昨年2016年に放送された「トライベッカ」に続くWOWOWによるオリジナルミュージカルコメディの第2弾。第3話は6月24日深夜24:00から、城田がゲスト出演する第5話は8月に放送予定だ。なお第5話以降のゲストには愛原実花、相葉裕樹、柿澤勇人、川久保拓司、昆夏美、濱田めぐみ、平方元基、渡辺麻友が名を連ねている。