中村獅童が初期の肺腺がんで6月の博多座・7月の歌舞伎座公演を休演

中村獅童が、6月に福岡・博多座で上演される「六月博多座大歌舞伎」、ならびに東京・歌舞伎座で7月に上演される「七月大歌舞伎」を休演。これに伴い、演目と配役が変更されることが明らかになった。

獅童は、人間ドックで初期の肺腺がんと診断されたことを直筆コメントで報告。「今見つかったのが奇跡的と言われる程の早期発見で、この状況ですぐに手術をすれば完治するとの担当医師からのお言葉でした。入院までは、お受けした仕事を精一杯つとめますが、やむを得ず六月博多座大歌舞伎及び七月大歌舞伎を休演することを断腸の思いで決断いたしました。本当に申し訳ございません」と説明し、「病に打ち克ち、必ず元気になって今まで以上に良い舞台がつとめられますよう、より一層精進いたし、また皆様にお目にかかりたいと思っております」と抱負を述べた。

獅童が出演予定だった「六月博多座大歌舞伎」は6月2日から26日まで博多座、「七月大歌舞伎」は7月3日から27日まで歌舞伎座にて上演。