先日、第61回岸田國士戯曲賞を受賞した上田の、受賞後初の書き下ろしドラマとなる本作。「平凡でささやかな依頼に真正面から向き合うこと」を信条にする私立探偵・和田が、信条とは裏腹に大事件に巻き込まれていくさまが描かれる。和田役を演じるのは、フジテレビのドラマ初主演となる
ドラマに対し上田は「安藤さん、めちゃくちゃ面白かったです。この探偵になら僕も付きまといたいと思いました。探偵ものなのに群像もの、ハードボイルドでありコメディ、そしてSF、という新しい触感の作品ができたと思っています。そうSFでもあるんです」と語っている。
安藤政信コメント
こんなドラマは見たことがない。一直線の気持ちいいほどのデタラメ感。画面の中の人たちは大真面目に演じているのに、撮ったものを客観的に見るとクスッと笑えるという不思議な空気。ハードボイルドなのにコメディ。コメディなのにハードボイルド。なんか面白い。初めての経験だった。そしてナイスなクルーに感謝。あっという間の6日間だった。またやりたいと思う。デタラメで最高な一本を是非みなさん観て下さい。
戸塚純貴コメント
僕にとってカリスマ的な存在であった安藤政信さん、役者を目指し上京してからずっと大好きな上田誠さん、ヨーロッパ企画の皆さんと共演の今回の企画、震えました。
安藤さんは唯一無二の存在感で立っているだけで一気に現場に説得力が生まれます。
そして、そこにはヨーロッパ企画の秀逸な独特のゆるさがあります。
さらに、上田さんが撮影中に“岸田國士戯曲賞”を受賞しました。
今世紀最強の作品になったのではないでしょうか。
今までのテレビにはない不思議な世界観をお楽しみいただけたら幸いです。
シリーズ化したいとかそういうことじゃないです、
ただシリーズ化できる要素しかないです。皆さまどうぞよろしくお願い致します。
伊藤沙莉コメント
初めて台本を読ませていただいた時、ニヤニヤが止まらなくて撮影がとても楽しみでした。
台本が面白すぎる分、今まで経験したことのない役柄とキャストの皆様との掛け合いに
撮影前は若干不安を感じたりもしましたが現場に立ったらもう楽しくて仕方がなく、
あっという間に終わってしまいました。探偵と依頼人という役もあって
安藤さんとの絡みが多かったのですが、あんなにまでも凛々しいお顔立ちなのに
ワダを演じている時にするその凛々しさが影も形もないくらいの
情けない顔が本当に好きでした(笑)。
とても優しくて私がアップした時も固く握手してくださり本当にご一緒できて
よかったなと思いました。絶対にありえない、とも思えない、
最高のニヤニヤをお届けできると思います!
上田誠コメント
日々を丁寧に暮らしたいのに世界のほうが放っておかない探偵の話をやりたいと思いました。ハードボイルドコメディですがコメディでありつつハードボイルドでなくてはいけません。そんな探偵は安藤政信さん以外にはいない、という話で盛り上がり、どきどきしながら依頼したら、引き受けてくださいました。その受けてくださり方がもうハードボイルドだ、と思いました。そんな安藤さん演じる探偵・和田が、周りの連中に慕われ、絡まれ、まとわりつかれながら事件に不本意にも踏み込んでゆきます。現場は大変な熱気でしたし腹を抱えて笑いました。安藤さん、めちゃくちゃ面白かったです。この探偵になら僕も付きまといたいと思いました。探偵ものなのに群像もの、ハードボイルドでありコメディ、そしてSF、という新しい触感の作品ができたと思っています。そうSFでもあるんです。
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- ストリートワイズ・イン・ワンダーランド ~事件の方が放っておかない探偵~ - フジテレビ
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