上演にあたり山内は、「私たちはいつも劇場へ、何か未知のこと未知のものを体験しに行くわけですが、意外にも、もう、未知を知るのは日常生活でたくさんなので、これ以上未知を知りたくもない、という人がたくさんいることに衝撃を受けました」とコメント。そこで、どうすれば“自然に未知のことをお客様に受容してもらえるか”を考えた結果、「やはりドラマから離れずに目的に近づけないか、という思いに至り、自己紹介という概念を中心に置くことによって、未知を知ろうとしないのに知る、という行為を純粋にドラマの中で抽出できないだろうか、という試みをしてみようと思います」と語っている。
出演は、
山内ケンジコメント
私たちはいつも劇場へ、何か未知のこと未知のものを体験しに行くわけですが、意外にも、もう、未知を知るのは日常生活でたくさんなので、これ以上未知を知りたくもない、という人がたくさんいることに衝撃を受けました。そこで今回、どうやったら、未知のことを知ることを提出しないで、自然に未知のことをお客様に受容してもらえるかをよく考えてみました。例えば落語や漫才のようにまずお客様に語りかけてみる、あるいはいきなり手品をやってみる、あるいはいきなりお客様に抱きついてみるなど。しかし結局考えは一周して、やはりドラマから離れずに目的に近づけないか、という思いに至り、自己紹介という概念を中心に置くことによって、未知を知ろうとしないのに知る、という行為を純粋にドラマの中で抽出できないだろうか、という試みをしてみようと思います。どうぞご期待ください。
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