ステージナタリー - 演劇・ダンス・ミュージカルのニュースを毎日配信

「弱虫ペダル」ドラマ版キャスト集結、鈴木拡樹「もう一度走れる時間を大切に」

9618

前列左から木村達成、小越勇輝、鈴木拡樹、植田圭輔。後列左から郷本直也、深澤大河、宮崎秋人、青木空夢。

前列左から木村達成、小越勇輝、鈴木拡樹、植田圭輔。後列左から郷本直也、深澤大河、宮崎秋人、青木空夢。

8月26日よりBSスカパー!にてオンエアされる、実写ドラマ「弱虫ペダル」の製作会見が本日7月5日に開催された。

舞台版に出演した経験を持つキャストが多く名を連ねたドラマ「弱虫ペダル」。本日の会見には小野田坂道役の小越勇輝、今泉俊輔役の木村達成、鳴子章吉役の深澤大河、金城真護役の郷本直也、古賀公貴役の輝馬、杉元照文役の平井浩基、寒咲通司役の安里勇哉、寒咲幹役の桜井美南、橘綾役の野口真緒、荒北靖友役の鈴木拡樹、 新開隼人役の宮崎秋人、泉田塔一郎役の青木空夢、真波山岳役の植田圭輔、そして棚澤孝義監督が出席した。

撮影は6月中旬にスタートしたといい、キャストに続いて登場した棚澤監督は「過酷な撮影の雰囲気を、皆さんに伝えられればと思います」と語る。そしてスタッフによってパネルのベールが払われ、ドラマのキービジュアルがお披露目されると、キャストたちも「初めて見た!」「すげー!」と目を輝かせる。ビジュアルは総北高校の面々が自転車にまたがる姿を大きく切り取り、その下に箱根学園のメンバーの表情が切り抜きで配置されたデザイン。郷本が「箱学のメンバー走ってんの?」とすかさずツッコむと、鈴木は「走ってる……気がするけど(笑) 、そう見えないならもう一度撮り直しましょうか」と笑わせる。

ロードレーサーの練習について、輝馬は「前もって練習したんですが、普通の自転車と違ってギアのチェンジとか、ビンディングが難しくて、慣れないうちはコケたりしましたね」と語り、平井も「ビンディングを坂道で登りながらやるのが難しくてコケちゃって。『ヤバい、俺経験者なのに』と思いました(笑)」と、自身の演じる役柄に絡めて続けた。深澤は「僕と達成さんは坂を登るんですけど、ガチこぎですよね」と木村を見やると、木村も「熱込めてやってるので見てもらいたい。レーシングパンツが昨日よりも今日、今日よりも明日でどんどんパンパンになります」と、役柄さながらに筋肉が鍛えられている様子を語る。

棚澤監督は「舞台からのキャストも多いが、原作を大事に作ってきた」とコメント。「坂道が出会う人たちとの友情関係を丁寧に描いていきたいなと思っている。それぞれの髪の色などカラーリングもこだわってます。あとロードバイクも、今泉が乗ってるスコットの青というカラーは世界中どこにもなかったんですけど、原作に沿いたかったので、ワガママを言って作ってもらいました」と細かなこだわりを明かしていた。

舞台の初演から出演している郷本は「いろんな思いがありますが、舞台でやってたものをそのままドラマでやらせてもらえるなんてすごいありがたい話だし、自分たちにとっては夢があるなと思う。巻ちゃんのセリフで『ドリームっショ! 』っていうのがあるんですが、馬場良馬友常勇気と現場で会ったときにまず『これ、ドリームっしょ!』と自然と言ってしまいました」と感慨深そうに語る。そして「舞台ではオーバーめにリアクションや動きを表現していたのが、ドラマはすごく繊細に作っていく作業。初めは難しいなと思いましたが、筋肉の動き1つひとつとか、舞台版ではわからなかったことが、より伝わっていけばいいなと思っております」と思いの丈を語った。

箱根学園のメンバーはまだクランクイン前。舞台版の初演から荒北役を演じている鈴木は、ドラマ出演にあたって「舞台の初演に出る際にコミックスを広げて世界観に引き込まれて、ロードレースって楽しいんだなって感じた、その思いを再びドラマでも味わいたいなと思います。舞台ではインターハイ3日目までやりきることができて、自分の中では目標を達成して、ひとつ荒北という役を演じ終えたんですが、こうしてまた思ってもない角度から荒北靖友とまた走る機会をいただいたので、もう一度一緒に走れる時間を大切にしたい」としみじみと語る。また記者が女性陣に「誰がタイプか?」と質問した際に、野口が「私は荒北さんが好きです。強くて、でも実は優しくて」と答えると、心からうれしそうな表情で「そうなんです!荒っぽいんで勘違いされちゃうんですけど、本当は優しいんです。彼は彼なりに自分を貫いているんですよ」と前のめりに語り、キャラクターへの強い愛をうかがわせた。

同じく舞台版からの続投となる宮崎は「また新開隼人という男をこだわって作れることをうれしく思う。箱学のメンバーで走れる空気感も楽しみだし、大事にしたい」と喜びを口にし、植田は「小越勇輝演じる坂道とは舞台でも一緒に出てるんですけど、最初のシーンとかは一緒にやってないから、やっとちゃんと“小越坂道”と出会って、また物語が始まるっていうのは僕の中ですごく感慨深いもので」とコメント。そして「こいつ(小越)、人見知りで最初俺になついてこなかったので、嫌われてるのかなと思ったんですが(笑)、最近はきてくれるのでかわいいなあと思ってます。がんばろうな!」と小越に語りかけると、小越は照れたような様子で「……はい」と答えていた。

ドラマ版からの参加となる青木は、「筋トレしてるんですけど、基本僕は1人でやるのでひたすら寂しいですね。(泉田が)筋肉に話しかける気持ちがわかる」と役に共感。郷本が「アンディ、フランク出ないのかな?いっそ人間が出てきちゃうとかどう?」と口にすると、植田に「やりたいんでしょ?」とツッコまれ、舞台版で郷本がアンディ、フランクを表現していた演出を想起させた。

女性キャストがいることも舞台版とは異なるポイント。桜井は「女性が加わったことで変化が生まれればと思います。私はマネージャーをやってるので、男性陣とばっかり撮影で、歳もかなり離れていて……」と話すと、郷本は「娘を見るようで。終始ニヤニヤしてます」と笑わせる。最後に小越が「今日こうして現場の雰囲気を報告できたことがよかったなと思いますし、僕自身もクランクインするまで不安もたくさんあったんですけど、キャスト・スタッフ全員のチームワークよく、和気あいあいとした空気の良さで毎日楽しく過ごしています。繋がったときにどんな作品になっているのかまだすべては見えてないですけど、ドラマにしか出せない『弱虫ペダル』の良さが出せるんじゃないかなと思っています。最終話まで怪我なく安全第一で撮影をしていきたいと思います」と挨拶し、会見は終了した。

またドラマの放送に先駆けて、7月29日には収録現場のレポートやキャストへのインタビューなどを含む事前特番も放送予定。これに伴い、7月31日までにスカパー!に新規加入した人を対象としたプレゼントキャンペーンが実施されている。まずはキャストが登場するドラマ第1話への先行試写会に、抽選で招待。そして特設サイトで作成できる、場面写真や撮影中のオフショットの中から自分で好きな写真を選んで作るフォトブックを、応募者全員に贈呈する。特設サイトは8月中旬にオープン予定。

なお舞台「弱虫ペダル」の新作は、主役校・総北高校のライバル校である箱根学園にフィーチャーした「箱根学園篇」。9月30日から10月2日まで東京・TOKYO DOME CITY HALLにて、10月7日から10日まで大阪・オリックス劇場にて上演される。

BSスカパー!(BS241/プレミアムサービス585) オリジナル連続ドラマ「弱虫ペダル」

2016年8月26日(金)21:00~ (全7話)

原作:渡辺航(秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載中)
監督:棚澤孝義
脚本:吹原幸太 ほか

キャスト

小野田坂道:小越勇輝
今泉俊輔:木村達成
鳴子章吉:深澤大河
金城真護:郷本直也
田所迅:友常勇気
巻島裕介:馬場良馬
手嶋純太:鯨井康介
青八木一:八島諒
古賀公貴:輝馬
杉元照文:平井浩基
寒咲通司:安里勇哉
寒咲幹:桜井美南
橘綾:野口真緒
福富寿一:滝川英治
荒北靖友:鈴木拡樹
東堂尽八:北村諒
新開隼人:宮崎秋人
泉田塔一郎:青木空夢
黒田雪成:秋元龍太朗
真波山岳:植田圭輔
御堂筋翔:村田充

BSスカパー!(BS241/プレミアムサービス585) オリジナル連続ドラマ「弱虫ペダル」事前特番(仮)

2016年7月29日(金)21:00~22:00

※7/26追記:記事初出時より、御堂筋翔役が村田充から林野健志に変更になりました。

(c)2016 スカパー!・東宝・舞台『弱虫ペダル』製作委員会

ステージナタリーをフォロー