燐光群、1980～90年代に生きたアーティスト通して日本社会の変遷描く

燐光群「ゴンドララドンゴ “Go-n-do-la, La-do-n-go”」が、7月16日から31日まで、東京のザ・スズナリにて上演される。

本作は、燐光群を主宰する坂手洋二による書き下ろしの新作。1980～90年代の東京を舞台に、ビルのガラス清掃、外壁補修など高所作業を業務の中心とする会社で働く社員とその家族の姿を描く。社員の半数は役者、ミュージシャン、舞踏家、写真家、美術家といったアーティストで、彼らは仕事や将来などについて語り合い、時にぶつかり、時に心を通わせていく。

燐光群は、バブル景気に向かい崩壊していった1990年前後、そして社会事件の多かった1995年前後を中心に、日本社会がどのような経緯をたどって現在の状況に至ったのかを描き出すと語っている。

燐光群「ゴンドララドンゴ “Go-n-do-la, La-do-n-go”」

2016年7月16日（土）～31日（日）
東京都 ザ・スズナリ

作・演出：坂手洋二
出演：都築香弥子、中山マリ、川中健次郎、猪熊恒和、大西孝洋、百花亜希、杉山英之、武山尚史、山村秀勝、尾崎太郎、樋尾麻衣子、田中結佳、宗像祥子、秋定史枝