「まち」に注目した創作活動を行っている劇団
2015年11月に初演され、評判を得た同作。「spring version」と銘打たれた今回は、オリジナル脚本をもとに、電車の走行音や車窓の風景を取り込んだ演出、アコースティックギターによるテーマソングの生演奏など、ライブ感をたっぷり盛り込んだ一期一会の作品作りを目指す。
ひたちなか海浜鉄道の勝田駅から阿字ヶ浦駅への移動中に前半を上演し、阿字ヶ浦駅で「まちあるき」を行った後、阿字ヶ浦駅から勝田駅までの間で後半を上演する。公演は各日2回ずつ計8回と限られているので、興味のある人は早めにスケジュールをチェックしよう。
なお、作・演出の緑川憲仁からステージナタリーに寄せられたコメントは以下の通り。
緑川憲仁コメント
ある人にとっては旅先の列車が、ある人にとっては地元の列車が、居ながらにして劇場と化すローカル鉄道演劇。
シリーズ5作目となる今作品は、茨城県を走るひたちなか海浜鉄道と、終点のまち・阿字ヶ浦が舞台。
客席と舞台の境目のない空間で遭遇した虚構の物語は、いつしか忘れ得ぬ思い出になり、
ふたたび、その場所を訪れたくなる、そんな体験になるに違いありません。
シアターキューブリック ローカル鉄道演劇 アンコール公演「ひたちなか海浜鉄道スリーナインーspring versionー」
2016年3月26日(土)・27日(日)・4月2日(土)・3日(日)
茨城県 ひたちなか海浜鉄道車内
作・演出:緑川憲仁
音楽:オオゼキタク
出演:片山耀将、谷口礼子、高橋茉琴、千田剛士、榎本悟、ささきくみこ
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- ひたちなか海浜鉄道スリーナイン -spring version-|シアターキューブリック OFFICIAL SITE
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Takayuki Akiyama👻📷 @Tank_Tank_Tank_
体験型鉄道演劇「ひたちなか海浜鉄道スリーナイン」、春の茨城を走る - ステージナタリー https://t.co/vL3UKvqQk6
秋に行ってきたけど、旅をしながらという感じで楽しかったし、劇も印象的でした。