METの最新オペラを映画館で、次回はプッチーニ遺作「トゥーランドット」

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場（MET）で上演されたオペラの最新公演を、映画館で鑑賞できる「METライブビューイング」が、東京・東劇ほか全国劇場で上映中だ。

現在上映されているジョルジュ・ビゼー「真珠採り」に続く「METライブビューイング2015-16」の6本目は、2月27日から始まる、プッチーニの遺作「トゥーランドット」。フランコ・ゼフィレッリの絢爛豪華な舞台や、フィギュアスケーターの荒川静香が競技の際に使用していたことでも知られるアリア「誰も寝てはならぬ」を堪能できる。4月以降は同じくプッチーニの「マノン・レスコー」や「蝶々夫人」、ドニゼッティの「ロベルト・デヴェリュー」、R. シュトラウスの「エレクトラ」がラインナップされている。

「METライブビューイング」は2006年に始まり、今年で10周年を迎える企画。昨シーズンは世界70カ国2000カ所で上映された。5.1chサラウンドの音響と10台以上のHDカメラを駆使したライブ撮影で、オペラの魅力を余すことなく再現する。その臨場感を味わおう。