Broadway! 2023年8月はタイムスリップ映画にサメ映画…キャッチーな作品がNYの夏を彩る

「バック・トゥ・ザ・フューチャー：ザ・ミュージカル」

Back to the Future: The Musical

2023年8月3日（木）～
ウィンター・ガーデン劇場

脚本：ボブ・ゲイル
作詞・作曲：アラン・シルヴェストリ、グレン・バラード
演出：ジョン・ランド
振付：クリス・ベイリー
出演：ロジャー・バート、ケイシー・ライツ、ヒュー・コールズ、リアナ・ハント、ジェラニ・レミー、ナサニエル・ハックマン、メリット・デイビット・ジェーンズ、ミカエラ・セカダ ほか

1985年に公開されたSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を、アラン・シルヴェストリとグレン・バラードの作詞・作曲でミュージカル化した新作。2022年のオリヴィエ賞で複数部門に輝いたヒット作が、アメリカ・ニューヨークへ。高校生のマーティは友人で博士であるドクの実験を手伝ったことから、30年前にタイムスリップしてしまい……。見どころはタイムスリップすることができる、ドクの愛車デロリアン。舞台上には1980年代のアイコン的自動車で、精密に作られたレプリカが登場し、空を飛ぶ演出も施される。ドク役でロジャー・バート、マーティ役でケイシー・ライツが出演。

「ザ・シャーク・イズ・ブロークン」

The Shark is Broken

2023年8月10日（木）～11月19日（日）
ジョン・ゴールデン劇場

作：イアン・ショウ、ジョセフ・ニクソン
楽曲：アダム・コーク
演出：ガイ・マスターソン
出演：アレックス・ブライトマン、コリン・ドネル、イアン・ショウ

イアン・ショーとジョセフ・ニクソンが共同脚本を手がけ、イギリス・エディンバラの演劇祭フリンジで初演された新作コメディが、イギリス・ロンドンでの上演を経てお目見え。サメ映画に出演することになった3人のスター俳優たちは、悪天候に振り回され、“気性が荒い”機械仕掛けのサメと奮闘するなど、劣悪な環境下での撮影にさまざまな葛藤を抱えていて……。1975年公開の映画「ジョーズ」に出演したロバート・ショウを父に持つ作者のイアン・ショウが、ロバート・ショウ役を演じることでも話題だ。そのほかの出演者にアレックス・ブライトマン、コリン・ドネル。

「エル・マゴ・ポップ」

El Mago Pop

2023年8月20日（日）～27日（日）
エセル・バリモア劇場

原案・脚本：アントニオ・ディアス
演出：マグ・ラリ
出演：アントニオ・ディアス ほか

“エル・マゴ・ポップ”の芸名で知られるスペインのイリュージョニスト、アントニオ・ディアスが、ニューヨーク・ブロードウェイに初登場。1週間で13公演行われ、好評を博した本公演で、37歳のディアスが、カードやボールを用いたパフォーマンスを披露した。