これまでさまざまなアーティストが“とっておきの稽古着”を披露してきた連載コラムが、プチリニューアル! 今回からは、絶賛稽古中のアーティストが、数日にわたって自身の稽古着やひそかに憧れている稽古場のおしゃれ番長、いつか使いたい稽古グッズなどを紹介する。
第1弾に登場するのは、俳優・歌手として活動する
Day1
上下黒のスウェットは自分のベーシックなパターン。
サルエルのスウェットパンツとちょっと着丈の長いスウェットはある意味スタイルが悪く見えるフォルムだけど、とにかく楽でノーストレスな稽古着です。
Day2
基本的に無地が好きなんですが、たまに気に入ったワンポイントものや柄のカットソーを着ます。
これはNIKEと見せかけて“パイキ”。よく見ると2つのおっぱいが……。
一目ぼれで即購入。
Day3
俺としては珍しいカラーのスウェット。
たまに気分転換したくて着ます。
アースカラーが好きなんですが、クリーミーな色も好きです。
稽古着におけるこだわりは?
動きやすさ。ただそれに尽きますね。素材はスウェット地が好きです。ジャージー素材よりスウェットのほうがゆるっとしていて締め付けないので、特に指定がなければ、スウェットを好んで着ています。でも作品で必要になる要素、例えば“ミリタリーの服を着ていて、ここにコレを入れている”みたいな設定があれば、それっぽいもの……似たようなところにポケットがあったり、似たような動きづらさがあるものを着るときもあります。でもほとんどスウェットですね。
「稽古着おしゃれだな!」と思う共演者は誰ですか?
大嶺巧さんです! そもそも大嶺さんの体形がスポーティーな格好が似合うと思うんですが、Y-3やBALENCIAGAのシンプルなアイテムをさりげなく着こなしていてカッコいい。憧れます。それをチョイスするところがおしゃれだなあと思います! 平方元基さんが、ルーカス役のイメージでチェックのシャツを着ていて、それもかわいいです。あと女性陣はやっぱりみんなおしゃれ。女性のジャージ姿、好きなんですが、学生時代にサッカーをやっていた頃に僕自身がASICSを使うことが多かったせいか、ASICSを着た女性を見るとキュンとします(笑)。
いつか手にしたい憧れの稽古アイテムは?
Y-3!(笑) 手にしたいというか、まずは似合う体形になりたい……それか、いつか自分でデザインして作れたらいいなとは思います。スウェット好きなので。あとはなんだろう……質の良いトレーニングマットとか! あれを持ってる人は“舞台の人!”って感じがしてカッコいいですよね(笑)。僕はなるべく荷物少なめで行きたい派なので、何かを持ち歩くことがないぶん、持っている人に憧れちゃいます。
ミュージカル「イフ/ゼン」で特に注目してほしいのはどんなところ?
今回、衣装でミリタリールックを着られるのが個人的にはうれしいです。軍服好きなので。シーンとしては、2幕の頭に「息子よ」というナンバーを歌うのですが、素敵なシーンにしたいなと思っています。
プロフィール
1985年、東京都出身。山梨県小淵沢育ち。2008年に「ミュージカル『テニスの王子様』」でデビュー。俳優業だけでなく、歌手としても活動する。近年の舞台出演作に、ミュージカル「グレート・ギャツビー」、「ミュージカル・コメディ『パジャマゲーム』」、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」、「浪漫活劇『るろうに剣心』」、ミュージカル「ファントム」、「ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2」、ミュージカル「フラッシュダンス」など。2021年1・2月にミュージカル「イフ / ゼン」が控える。
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翔 @sho_ym14
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