「夢のあとには夢がある」ヒャダイン新宿でド緊張生ライブ

ニューシングル「23時40分 feat. Base Ball Bear」を1月30日にリリースしたヒャダインが、昨日2月2日に東京・タワーレコード新宿店にてシングル発売記念イベント「真冬のバレンタイン“パーレー”」を行った。

歓声に包まれステージに登場したヒャダインは「インストアでピアノを弾きながら歌うのは初めてですが」と、まずは電子ピアノ1本の弾き語りで「23時40分 feat. Base Ball Bear」を披露。緊張のあまり歌詞を間違えながらも、Base Ball Bearの演奏によるオリジナルバージョンとはひと味違う優しい歌声を響かせた。

続いてシングルカップリングナンバー「ピアノ」をしっとり歌い上げると「せっかくピアノがあるので、何か1曲でもリクエストがあれば」と集まったファンからのリクエストに応じる。ヒャダイン本人の楽曲が候補に上げられる中、ある観客が「EZ DO DANCE（TRF）!!」と叫ぶと、ヒャダインは持ち前のサービス精神を発揮してサビパートを即興で歌い、観客も「フッフー！」と間の手を入れて大盛り上がり。結局複数上がった候補の中から「ピアノ」と東方神起への提供曲「Share The World」の2曲が披露された。

「先日フジテレビの『アカン警察（爆笑 大日本アカン警察）』に出てきましたが、それよりもさっきの弾き語りが緊張しました……大事なところで歌詞間違えたー。これあとでヘコむパターンやー」と座り込んで落ち込んだヒャダインだったが、オケを使ってハンドマイクで歌った後半戦は、ステージを所狭しと駆け回りながらシングルカップリングの「パーレー」、ライブ初披露の「Million of Bravery（Excalibur Strut/JPN）」と続けて2曲をパフォーマンス。最後はオリジナルバージョンで「23時40分 feat. Base Ball Bear」を熱唱した。

「23時40分 feat. Base Ball Bear」は「夢のあとには夢がある」をテーマにした楽曲。ヒャダインは「ちょうど向こうにももクロの映像がずーっと流れてたんですよ。ももクロちゃんも夢を叶えて、僕もいろいろ夢を叶えさせていただきまして。僕もがんばっていかなきゃいけないなと思いながら、あの映像を観ながら歌わせていただきました」と、店内モニターに映るももいろクローバーZとの予想外の“共演”を明かしつつ意気込みを語った。そしてイベント終了後は特製生写真のお渡し会へ。観客1人ひとりとゆっくり会話を交わしながら貴重なコミュニケーションの場を楽しんだ。

なおインストアイベントは来週2月10日、大阪・タワーレコード難波店でも開催される。

ヒャダイン「真冬のバレンタイン“パーレー” in 大阪」

2013年2月10日（日）大阪府 タワーレコード難波店4Fイベントスペース
内容：ミニライブ
※終演後にシングル「23時40分 feat. Base Ball Bear」購入者限定のプレゼントお渡し会あり
参加券配布店舗：タワーレコード難波店