「第63回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが本日12月29日よりスタート。この記事では美輪明宏、和田アキ子、
美輪明宏
「紅白だからって意識したことはないの。地方でコンサートをやったり、講演をやったりして。それと変わらないの」とコメントした美輪明宏。歌唱曲「ヨイトマケの歌」については「いたわりあうことや、励まし合うこと、親子の絆を歌った曲」と語り、衣装については「もう年ですから、派手な衣装はきゃりーさんにお任せして(笑)」「小学生になったり、お母さんになったり、人格が変わる曲だから、色がつくと邪魔になっちゃうから歌を邪魔しないようなもの」と明かした。また気になる共演者について尋ねられると「みんな違ったよさがありますよね」と自身の昔話を交えながら優雅に微笑んだ。
和田アキ子
今年を振り返り「感謝、感謝の1年」と述べ、「悔いのないよう歌い納めて、来年は音楽を楽しみたい」と来年の展望を語った和田アキ子。報道陣から共演者のゴールデンボンバーについて訊かれ、囲み取材で彼らが放送禁止用語を発言したことを知ると「またチンチンって言ったの? もっとウケること言えばいいのにバカだね」とあきれ顔を見せる。その後「まじめにやってる姿を見たいね。ああいう人たちも出るところが紅白の面白いところ」と愛情のあるコメントを寄せた。また和田は「どんな色にも染まりたいし、初心に戻りたい」という思いを込めて白の衣装を選んだことを明かした。
HY
HYはNHKドラマ「純と愛」の主題歌「いちばん近くに」を披露。新里英之(Vo, G)はこの曲について「信じるという思いの強さを形にしました。恋愛でも家族でも、信じることによってパワーが生まれる。そのパワーを聴いてる人にも伝えられたら」と語る。本番のステージではドラマの映像がバックに流れる予定。また今年第1子を出産した仲宗根泉(Key, Vo)は、子供ができたことでより“信じる”ということを考えるようになったと言い、「今回は沖縄に置いてきてるので、本番は子供のことも思いながら歌いたいですね」と母親らしい表情を見せた。
徳永英明
「今年は昭和歌謡を歌うことで60代、70代など年配の方に元気になってほしいという思いを込めて活動しました」とこの1年を振り返った徳永英明。坂本九の「上を向いて歩こう」をカバーする徳永だが、この曲については「日本の誇りになる楽曲」と語る。また「全世界の人があの譜割で歌うから、あの譜割でどこまで歌えるかというのが課題です」「カバーの集大成になるように歌いたい」と、往年の名曲を歌うことへの決意をあらわにした。
森進一
大晦日は黒いタキシードで登場する森進一。今年はどんな1年だったかという質問では、家族のことに触れ「父として子供が成長していくのはうれしい」と話して父親の顔を覗かせる。また2013年に挑戦してみたいことは?と訊かれると、「特にないです(笑)。いい歌を歌っていきたいです」と回答した。
石川さゆり
35回目の出場となる石川さゆりは、「着物は2枚用意していて、明日につながっていくようにという思いを込めて鶴が飛んでいるものと、ユリの花をあしらったものとどちらかで迷ってるの」と笑う。どちらを着るかは、マンガ家・荒木飛呂彦とのコラボレーションで展開されるステージ演出に合わせる予定とのことだ。最後に「紅白で今年も歌い納めをしたいですね。毎回毎回新鮮な思いで立ってます」と語った。
NHK総合・ラジオ第1「第63回NHK紅白歌合戦」
2012年12月31日(月)19:15~23:45
※5分間の中断ニュースあり
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音楽ナタリー @natalie_mu
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