シングルのタイトル曲「告白」は、4月26日よりテレビ朝日系で放送される連続ドラマ「Wの悲劇」の主題歌。この作品は1984年の映画化で話題を呼んだ夏樹静子原作のミステリーをドラマ化したもので、主演を武井咲が務める。平井はドラマのために書き下ろしたこの曲について「誰もが心のどこかに持つ『絶対的闇』『圧倒的絶望』をテーマに作りました」「正直、こんなに書いてて辛くなる曲は初めてでした」とコメント。武井は曲を聴いて「私が演じる主人公の摩子の気持ちによせて書いてくださった感じがしました」と感想を述べている。
カップリングには同ドラマの挿入歌となる「Woman“Wの悲劇”より」が収録される。この曲は1984年公開の映画版の主題歌で、平井は優しいアコースティックアレンジでカバーしている。
このシングルはDVD付きの初回限定盤と、CDのみの“フルヴォリューム盤”の2仕様がリリースされる。初回限定盤DVDには平井本人が出演した約30分にわたるスペシャル映像を収録。“フルヴォリューム盤”には前作「いとしき日々よ」を大編成の豪華アレンジで再録した「いとしき日々よ -the repose of souls-」や、昨年リリースされたアルバム「JAPANESE SINGER」の収録曲「お願いジュリー★」のリミックス版が収められる。
シングルと同時リリースされるビデオクリップ集「KEN HIRAI Films Vol.12」には、2008年の「君はス・テ・キ」から2011年の「夢のむこうで」まで、9曲のビデオクリップを収録。両作品を購入したファンを、7月7日に国内某会場で開催が決定した恒例ライブ「Ken's Bar」に、全国47都道府県から1名ずつ招待する企画も行われる。
武井咲 コメント
平井堅さんが書き下ろしてくださったなんて、とても嬉しいです。
私が演じる主人公の摩子の気持ちによせて書いてくださった感じがしました。
このドラマをどう彩ってくれるのか、とても楽しみです!!
平井堅 コメント
どこかに一筋の希望の光を。
そう意識して普段は曲を書く様にしているのですが、今回は、誰もが心のどこかに持つ「絶対的闇」「圧倒的絶望」をテーマに作りました。
正直、こんなに書いてて辛くなる曲は初めてでした。
まるで歌の主人公が自分に乗り移ったかの様に。
だけど、今はこう思います。
「到底叶わないもの」があるからこそ、人は希望を捨てる事も絶対に出来ないのだと。
「愛を求めながらも、手に入れることが出来ない、絶望的なまでの苦しみ、悲しみ」を女性の立場から描いた曲、タイトルは「告白」。
どこかのフレーズに「あ、わかるわかる」なんて思って頂ければ、非常に嬉しいです。
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リンク
- 平井堅オフィシャルウェブサイト
- 平井堅 official web site
- Wの悲劇|テレビ朝日
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音楽ナタリー @natalie_mu
平井堅、1年ぶりニューシングルで「Wの悲劇」をカバー http://t.co/RkzTO8SD