M!LK“ドームツアーの次の夢”は「5軒横並びで家」佐野の構想に吉田の反応は？イイじゃん乱れ打ちの爆笑会見

2025年10月12日 11:28 3191 83 音楽ナタリー編集部

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M!LKが本日10月12日に東京・TFTホールで、写真集「M!LK 10th ANNIVERSARY PHOTOBOOK ～パリじゃん～」の発売記念イベントを行った。

M!LKとは？

2014年11月結成のダンスボーカルグループ。メンバーは佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人の5人。グループ名には「何色にも染まることの出来る存在に」という意味が込められている。2015年3月、「コーヒーが飲めません」でCDデビュー。2021年11月、ビクターエンタテインメントよりメジャーデビューシングル「Ribbon」をリリースした。2023年10月にはグループ史上初となる神奈川・横浜アリーナでの単独公演を開催。2024年10月にシングル「エビバディグッジョブ！」をリリースする。同年11月より結成10周年イヤーに突入し、初のアリーナツアー「10th Anniversary M!LK ARENA TOUR 2024『I CAN DRINK!』」を開催。2025年3月にはメジャー2ndアルバム「M!X」をリリースし、4月より全国6都市を回るツアー「M!LK CONCERT TOUR 2025 "M!X"」を実施する。

M!LK

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撮れ高に貪欲すぎる塩﨑太智

M!LKの結成10周年を記念して10月11日に発売された今作は、メンバーたっての希望でフランス・パリで撮影が行われた。報道陣に向けた囲み取材では、塩﨑太智が登場するなり「和歌山の貴公子、塩﨑太智です」と自己紹介。「初めて聞いたんだけど！」と4人をざわつかせながら「こんな5人でM!LKです、パァ！」と自己紹介を締めてマイペースに突き進む。写真集完成の実感を聞かれると、曽野舜太は「メモリアルな写真集ができたと思います。衣装もじゅう（山中）が中心となって組んでくれて、好きな形で撮影ができてうれしかったです」とコメント。塩﨑が「パリにM!LKは似合うなあと思いました。M!LKの写真集はこれで5回目なんですけど、5回目はさらにビジュいいじゃん！」とさっそく「イイじゃん」を繰り出すと、佐野勇斗は「ここ使わないでください。彼、使ってもらおうと思ってやってるので（笑）」と付け加えていた。

撮れ高に貪欲な塩﨑太智（右）。［拡大］

塩﨑太智（右から2番目）のテンションに翻弄されるメンバー。［拡大］

お気に入りのカットを挙げる場面では、5人それぞれに自分以外のメンバーのカットをセレクトした5人。山中柔太朗は吉田仁人のカットを選び「吉田さんの表情がちょっとセクシーというか。加えて佐野さん塩﨑さんの手が入ってるんです。撮影中は『手、いらんわ』みたいに言ってたんですけど、佐野さんが『絶対いい感じになるから』と言っていて、実際アートっぽくカッコよくなった」と評価した。吉田は曽野のカットを選び「舜太の長身を生かしたスタイリングで。舜太の抜け感も相まってめちゃくちゃカッコいいカットになっていると思います」と続く。佐野は山中のカットを選び「M!LKの中で1、2を争うくらいパリが似合う男。そもそもの顔の作りにメイクや衣装が相まって、素敵なカットになっているなと思いました」とコメントした。

塩﨑太智のハイテンションに笑顔の佐野勇斗。［拡大］

そして、佐野のカットを選んだ塩﨑はここでも貪欲に“撮れ高”を狙い「めっちゃスタイリッシュな格好なのにパンをくわえてて。パンをくわえていてもカッコいい。さすがじゃーん！」と“イイじゃんポーズ”。すると曽野も自身がセレクトした塩﨑のカットに「こんなに艶やかなだいちゃんが見れるのかと。ビジュいいじゃーん！」と塩﨑のノリに便乗する。「ビジュいいじゃーん！」「うれしいじゃーん！」と、生き生きポーズを決める2人に対し、佐野、吉田はタジタジといった様子で「これどうしたらいいんだよ……（笑）」と漏らしていた。

吉田仁人［拡大］

一途な佐野勇斗

質疑応答では「10年で変わったところ、変わらないところは？」という質問が飛び、これに佐野は「変わらないことは5人の関係性。ありがたいことに周囲の人から『仲いいですね』と言われるけど、裏でもこのまんまなんです。『いつか大人になったら変わっちゃうのかな』とも思ってたんですけど、変わらないのは喜ばしいことなのかなと」と返答。「変わったことは、こういう場で太智くんが無理をするようになったこと（笑）。撮れ高を作ろうとしているところがいい意味で変わったなと思います」と続けて笑いを誘う。

塩﨑太智［拡大］

また、「一番変わったメンバーは？」という問いには塩﨑が吉田の名を挙げ「以前はもっとトゲトゲしてたんですけど、今はリーダーとしてみんなを包み込む系になってきたよね？」とコメント。これに吉田は「そうね。学生時代、何も部活に入っていなかったので、チームプレイというものがわかってなかったんです。10周年を迎えるタイミング含め、“一丸となってがんばる”ということを覚えたので、そういう意味で変わったかもしれないですね」と応じた。一方で「変わらないメンバー」には全員が佐野を挙げ、塩﨑は「ずっと目標を掲げて、ずっとそれに向かって走ってる」と、吉田は「中身も思春期の高校生のまんま。あなたずっと2018年で止まってるでしょ？（笑）」とコメント。このメンバー評に佐野は「みんなと違って一途なのよ」と胸を張って応じた。

山中柔太朗［拡大］

ドームツアーの次の夢は…

そんな佐野が、「今後10年の目標は？」という質問に「あります！」と即答したのが、「5軒横並びで家を建てる」という夢。「ドームツアーの次の夢」だというこの構想に吉田が「絶対イヤだ！」と拒否反応を示す中、佐野は「外壁はおそろいでも、メンバーカラーでも。横並びで家を立てて、週1でバーベキューします」と想像をふくらませた。さらに、「イイじゃん」で今年の「流行語大賞」受賞への期待が高まっていることを報道陣に投げかけられると、曽野は「どうですかね。獲れそうですか？」と報道陣に逆質問。塩﨑が「僕らは発信してる側だから、受け手の皆さんの感覚がわからないんです」と実感を明かす中、佐野は「皆さん次第ではあると思います！」と、吉田は「僕らの流行語はもちろん『イイじゃん』ですけどね！」と報道陣に語りかけた。