10年後は「最強」に?
「16(R)OAD」は、幻冬舎とLDH JAPANがタッグを組み、2024年7月より12カ月連続で刊行する大型企画「GL-16~THE RAMPAGE BOOKS~」の最終刊として発売された書籍。2024年から2025年にかけて撮影された本作は、THE RAMPAGEメンバーの1年間の進化が刻まれた撮り下ろし写真やインタビュー、スマホのアルバムから選抜したプライベートな秘蔵写真などが掲載され、彼らの過去と現在はもちろん、未来も感じ取れる書籍となっている。
イベントには16人全員が登壇。6月16日に発売される本作について吉野北人は「16人それぞれがいろんなテイストで写真集を出させていただいて、その集大成として16人の写真集が最後に出るというのはあまり聞いたことがなく、面白い企画だなと思いました。実際に見てみると、より自分たちを知っていただける本になったと思います」と思いを述べる。
陣は「いわゆる一問一答形式で、自分のパーソナルな部分について答えたんですが、ほかのメンバーのものは完成して初めて知ることになって。『10年後どうなってるか』みたいな項目で(武知)海青が『ジム経営しています』って書いていたように、それぞれ自分の夢を語っていて。その中で(鈴木)昂秀は『最強』って書いてたんですよ」と、鈴木昂秀に話題を振る。ほかのメンバーから笑いが起こる中、鈴木は照れくさそうに「アーティストとして磨きをかけて10年後にはアーティストとして最強になりたいという思いで書いたんです」と、真摯な思いを「最強」という言葉に込めたことを告白。陣は「腕力かと思った」と笑いながらも、「メンバーのカッコいい一面も素が見える部分もある」と、個性的な16人が集うTHE RAMPAGEの魅力が詰まった1冊であることをアピールした。
本作では16人を7グループに分けてさまざまな企画を実施。長谷川慎と後藤拓磨はファッションについて語り合い、LIKIYA、神谷健太、鈴木昂秀はバンドセットがあるカラオケで、陣、RIKU、山本彰吾は上野で、お酒を飲みながらロケを行った。上野飲みチームはしっかり酒を飲み交わしたそうで、その飲みっぷりは山本が「3分の2覚えてない……」とこぼすほど。写真にはメンバー同士の関係性や素の表情がしっかりと映し出されている。
根気強くがんばって恩返しができたら
「GL-16~THE RAMPAGE BOOKS~」の集大成として、明日6月14日より全国7カ所のHMV & BOOKSにて、本プロジェクトの撮影で使用した小道具や制作過程の資料など、THE RAMPAGEに関する貴重なアイテムを展示する企画「GL-16 THE RAMPAGE museum」を開催。HMV&BOOKS SHIBUYAの展示をひと足早く鑑賞してきたという藤原樹は「本人ですけど楽しかったです。それぞれのブースにほかのメンバーからのコメントもあったりして、それも楽しいです」と感想を述べた。「GL-16 THE RAMPAGE museum」には幻冬舎から岩谷翔吾が刊行した小説「選択」の原稿も展示。岩谷は「ちゃんとダメ出しされていて恥ずかしいんですよ。直筆で赤を入れていたり、登場人物も漢字が違ったりもして……お手柔らかに見てください」と語った。
ファンへのメッセージを求められた川村は「僕らが結成した頃から応援していただいている方も、途中から応援していただいた方も、もう応援していない方もいると思うんですけど、皆さまの存在が僕らの未来だった今につながっているので、本当に感謝しかないです。簡単なことばかりじゃない時代、世の中ではありますが、皆さんと一緒に景色を見られたらいいなと思うので、僕たちも根気強くがんばって恩返しができたらと思います」とコメント。武知も「皆さんの応援があってグループとしても個人としても走り続けられている。壱馬さんもおっしゃっていましたけど、これからも皆さんと一緒に歩んでいけたらと思います」とそれに続いた。
最後に「16(R)OAD」というタイトルにちなみ、16人には「皆さんの前にどんな道が見えているのか?」という質問が記者から寄せられた。その回答は以下の通り。
16人の前にはどんな道が見えている?
陣
16人でTHE RAMPAGEという個体なんですが、1人1人のやっぱり人生をこう考えた時に16通りの未来が見えてるのかな。それは1つであり、16通りでありというか、それぞれが今やっていて充実してるなと思える未来が一番なので。別にTHE RAMPAGEとしてだけではなくて、僕だったら陣としての人生みたいなものも今だから考えているというか。(結成から)10年経って、この先の10年をそういう視点でも見ていきたいなと思っています。
神谷健太
10年ぐらい16人でやってきて、この先の10年を考えたとき、歩んできた道とは違う道をたどる人もいれば、今までの道をまたたどる人もいて。さっき言ったようにいろんな選択肢があるんで、そこを後悔しない自分の道と、そしてみんなそれでそれを選択していければなといければいいのかなと思っています。
浦川翔平
デビュー当初から時間が経ち、パフォーマーでありボーカルでもあるんですけれども、それぞれが今いろいろやらせていただいてるんで、あみだくじのようにはなってるんですけど、それぞれの道がつながってる場所は1個だよみたいな。行き先は1個です。
吉野北人
正直分からないですね。もうなんか今は生きてるって感じがします。
川村壱馬
正直あんまり見えてないかなというのが正直なところですかね。未来が枝分かれしている中で1つずつ、自分たちがちゃんと正確に選択して、1つのサクセスロードを狙っていくというか。ちゃんと丁寧にやっていければいいのかなと思います。道が見えてるかっていうところで言うと、いろんな何通りもあるかなっていう感じです。
RIKU
僕は1人でクリアするにはかなり難しい……言うならば「SASUKE」のような道が見えます。だけど、メンバーがいるから、どーんと背中を押してもらえるときもあれば、自分が押す側にもなってという感じ。これから先も不難上等な道が見えています。
山本彰吾
自分たちで作り出す道があればいいなと思うので、誰かが通った道じゃなくて、THE RAMPAGEしか通れない道をこれからも作っていきたいと思います。
岩谷翔吾
THE RAMPAGEという場所が神格化されるじゃないですけども、この「16(R)OAD」は、16人が集まったときの爆発力をもっともっと高めていくそのためにあると思います。1年間かけて(12冊の書籍を)出版させていただいたように、個性が豊かなメンバーでもありますので、そういう面でTHE RAMPAGEという場所がより神格化されて、大切に守っていきたい場所にもっともっとなっていくかなというふうに思います。
後藤拓磨
今回コンプリートブックを出させてもらったんですけど、また10年、20年経ったらまた作り直さないといけないぐらい、なんかそれぞれがなんか進化し続けるような未来がなんか想像できます。と言いつつ、やっぱダンスと歌、もう変わらずもうずっと続けてるんだろうなっていう、そんな思いではいます。
鈴木昂秀
今こうして活動してきた中で、改めて今後自分たちがアーティストという軸を最大限に生かしていくことかなと僕は思ってます。
長谷川慎
メンバーが16人いて、16通りの道があって、1人1人が自分の未来に向けて、自分の未来と向き合って……そんな道だと思います。でもTHE RAMPAGEというすごく大きな道もあると思ってます。その道に対して日々全力で向き合っていれば、きっと僕らが掲げてる大きな夢だったり、大きな道につながると思うので、目の前にある道を1歩ずつしっかり丁寧に踏んでいけたらなと思います。
武知海青
僕はTHE RAMPAGEは1本の木だと思っていて、そこから16通りの枝が生えてて、雨の日に成長するメンバーもいれば、晴れの日に成長するメンバーもいて。1人1人全然違う色の持ち主なので、全員でグーンと伸びればいいんですけど、16人そろうとうまいこといかないこともあるので、手を取り合いながら1本の木をこれからも成長させて続ければいいなという思いでいっぱい。道というよりは空が見えてます。
龍
目標はあるんですけど、先はあんまりわからない。やっぱり16歳のときからずっとTHE RAMPAGEにかけてきて、これから生きていく中には、多分常にTHE RAMPAGEで培ったベースがあると思っています。16人でがんばれるところまでがんばりたいって感じです。
藤原樹
16人いるので、それぞれの道はあると思うんですけど、とりあえず10年後も20年後もこの16人でTHE RAMPAGEとして笑い合って、パフォーマンスし続けていきたいなと思っています。
与那嶺瑠唯
どういう道が見えてるのかというのは本当にわかってうないんですけど、今までもこれからも、そういう感じでTHE RAMPAGEは進んできたのかなと思います。しっかり自分たちのエンタテインメントや自分たちが思い描く目標や夢に向かって、今見えていない道をどう開拓していくか、そこに自分は自信を持って、突き進んでいきたいです。
LIKIYA
道というものは決まってないと思ってまして、時代とともにいろんな移り変わりがある中で、探求心や冒険心を持って、自分たちが信じてきたものをこれからも引き続き信念を持って、貫き通して、最終的に大きな花を咲かせられればなと思います。
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