上國料萌衣(
無邪気な表情にも注目して
6月18日に神奈川・横浜アリーナで開催されるコンサート「アンジュルム 10th Anniversary tour 2025春『桜梅桃李』上國料萌衣 FINAL ~お先はまっキラ!~」をもってアンジュルムおよびハロー!プロジェクトを卒業する上國料。本日発売された彼女のラスト写真集は“素のかみこ全部”をテーマに、開放感あふれる神奈川・湘南エリアを中心にロケが行われた。
囲み取材が始まると、上國料は「いつもはアンジュルムで取材に参加させていただくんですが、ソロだと倍ぐらい緊張するんですね」と慣れない様子。25歳の現在をぎゅっと詰め込んだという「kamiko」について「アンジュルムで過ごしてきたからこそ“かみこ”というニックネームを付けてもらって、今の自分があると思っています。アンジュルムで心から何かを楽しむことを大事にしてきたので、大人っぽい部分だけではなくて、無邪気な表情にも注目していただけたらうれしいですね」と話した。
後藤花ちゃんは寝起きの顔を褒めてくれる
表紙のカットについては「ファッション誌に出させていただくことも増えて、写真を撮られることに慣れていって。そういう成長も表現できているし、メイクもそんなに濃くなくてナチュラルな部分も残っているのがいいなと思いました」とコメント。黄色い服を着たカットをお気に入りに選び、「おちゃらけてる部分もあって、自分らしいなと思いました。撮影自体がホントに楽しかったんですよ」と笑顔を見せた。さらに、花火のカットにも言及しつつ「この海がアンジュルム全員でも行ったことのある場所で。撮影で砂浜を歩いた瞬間に、アンジュルムでバーベキューや花火をしたこととか、アンジュルムのみんなで『帰りたくないな。』を歌いながら帰ったこととか、いろいろ思い出しました」としみじみ語った。
アンジュルムメンバーにはまだ「kamiko」を見せていないという上國料。記者陣から「写真集を見て一番リアクションが大きそうなメンバーは?」と聞かれると、「後藤花ちゃんですかね。すごく元気なので。あと寝起きの私の顔を褒めてくれるんですよ」と照れくさそうに答える。そして、後輩たちに向けて「撮影で笑顔を見せるのって私自身、得意じゃなくて。写真を撮られるのって恥ずかしかったり恐かったりすると思うんですけど、素の笑顔が一番かわいいんだよってことを、この写真集で感じてほしいですね」とメッセージを送った。
腐らず前を向いて必死に成長しようとがんばっています
アンジュルム卒業の話題になると、上國料はアンジュルムとしての9年半を振り返り、楽しかったこともつらかったこともライブだと言う。彼女は「アンジュルムとしてライブハウス、ホール、アリーナとかいろいろ出演させてもらって、会場の大きさとかは関係なく、アンジュルムでやるライブは楽しくて、お仕事という感覚がなかったですね。あと、年々ライブのセットリストの曲が激しくなって、体力的にしんどすぎて泣きそうになることはありました」とさまざまな思い出を口に。「あなたにとってアンジュルムは?」という質問には悩んだ末に「言葉で伝えきれないんですけど、大好きな存在ですね。それ以外なくて。家族よりもずっと一緒にいるし、家族には話せないことも話すし。アンジュルムから卒業したあと、どうなるかは想像できないくらい、私の全部がアンジュルムなんです」とグループへのあふれんばかりの愛を言葉にした。
最後に上國料は「アンジュルムで過ごしてきて、できあがった私をぎゅっと詰め込んでる写真集になります。お茶目な表情だったりしんみりした表情だったり、いろんな自分を見てもらえると思うので、ぜひたくさん読んでもらえたらうれしいです」と写真集を改めてアピールしつつ、「アンジュルムはみんなが腐らず前を向いて必死に成長しようとがんばっています。これからも皆さんを楽しませていけると思うので応援よろしくお願いします」とリーダーとして力強く語った。
公演情報
アンジュルム 10th Anniversary tour 2025春「桜梅桃李」上國料萌衣 FINAL ~お先はまっキラ!~
2025年6月18日(水)神奈川県 横浜アリーナ
NEMO @mtokj307
【イベントレポート】上國料萌衣「私の全部がアンジュルム」、ラスト写真集イベントで言葉では伝えきれない思いを語る(写真9枚) https://t.co/DvGdsubKoD