小田は1970年にオフコースの一員としてデビュー。20年にわたる活動を経てソロアーティストとなり、数多くのヒット曲を世に送り出してきた。今年8月には史上最年長アリーナツアーの自己記録を更新するなど、76歳となった現在も音楽シーンの第一線で走り続けている。
今回発売される評伝では、著者の追分日出子が約20年をかけて小田本人のほか親族や友人、音楽関係者へのインタビューを行い、その証言を60曲におよぶ楽曲とともに紹介する。この中では元オフコースのメンバーである鈴木康博、清水仁、大間ジロー、松尾一彦や、小田の盟友・
このほか本書には2022年から2023年の全国アリーナツアーに全行程随行した記録集、21ページにおよぶ「小田和正バイオグラフィ」を収録。直筆の楽譜や、東北大学時代の卒論にあたる「卒業設計」も掲載しており、多角的な面から小田の音楽と人間性に迫っている。
追分日出子 コメント
小田さんには2005年以降、繰り返しお話を伺ってきました。この約20年間の小田さんの言葉がずっしり入っています。さらに、親族、友人、音楽関係者、スタッフなど、50人を軽く超える方々に話を伺いました。とくにオフコースのメンバー全員と、一人ずつお会いし、じっくりお話を伺うことができたのは貴重でした。オフコースの<光と影の歴史>について、当事者たちが語る初めての本になりました。また1970年代、音楽の世界が大きく変わっていく現場にいた人々の貴重な証言など、<時代の中の
真珠 @mieko__0606
小田和正の音楽人生に迫る評伝刊行、元オフコース全メンバーや吉田拓郎も証言 https://t.co/lk1sZEBnfJ