IDOLiSH7初単独ライブに幕、7色に輝くたまアリで見せた絆と成長

IDOLiSH7初の単独公演「IDOLiSH7 LIVE BEYOND "Op.7"」が1月22日、23日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。

この公演では七瀬陸役の小野賢章、和泉一織役の増田俊樹、二階堂大和役の白井悠介、和泉三月役の代永翼、四葉環役のKENN、逢坂壮五役の阿部敦、六弥ナギ役の江口拓也が約2時間半にわたってパフォーマンスを繰り広げて、ファンを楽しませた。ここでは2日間の模様をまとめてレポートする。

1月12日に2ndアルバム「Opus」を発売したばかりのIDOLiSH7がオープニングナンバーとしてセレクトしたのは、アニメ「アイドリッシュセブン SecondBEAT!」のオープニング主題歌で、「Opus」の収録曲である「DiSCOVER THE FUTURE」。7人はこの曲のミュージックビデオで使用された白い衣装をまとい、7色に輝くステージで息の合ったダンスを披露した。初日公演では、彼らは2曲目に「Perfection Gimmick」を歌唱し、映像とシンクロしたパフォーマンスを見せ、MCではIDOLiSH7らしい個性的な自己紹介でファンの笑顔を誘う。初日公演では緊張している素振りを見せた彼らだが、2日目公演では仲睦まじいかけ合いで場を和ませ、余裕の表情を見せた。さらに7人はスガシカオが作詞作曲を手がけた、ハンドクラップが印象的なナンバー「Boys & Girls」で観客のボルテージを上げる。

そして7人はメインステージからトロッコに乗って会場を移動しながら「Dancing∞BEAT!!」を含むメドレーを披露。トロッコを降りてメインステージへと戻ったIDOLiSH7は淡い光に照らされながら「ハツコイリズム」を情緒たっぷりに歌い上げる。その後、本公演のキービジュアルの衣装に着替えた7人は、幻想的な光に包まれる中で「THE POLiCY」を熱唱。彼らはこの衣装をファンにアピールしたり、リハーサル中の裏話を楽しげに話したりして場内を和ませた。中盤にはグループ内ユニットの楽曲が続けて配された。MEZZO"はさわやかなメロディの「未来絵」、情熱的なロックチューン「Forever Note」という曲調の異なる2曲でファンを魅了。続いて一織と陸による明るく弾んだ歌声が印象的な「解決ミステリー」、大和、三月、ナギによる友情を感じさせるバラード「My Friend」が披露された。

7人は再びステージに集結して、壮大な「Everything is up to us」、ピアノ七重奏による生演奏が響く「Sakura Message」をパフォーマンス。2018年7月に埼玉・メットライフドームで開催されたイベント「アイドリッシュセブン 1st LIVE『Road to Infinity』」やアニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」第1クールのワンシーンを彷彿とさせる振り付けやステージ構成などの演出で、観客の視線を釘付けにした。ライブ終盤、7人は雪の降り注ぐ城を背景に疾走感のある「Mr.AFFECTiON」で観客を熱狂させる。この曲に続いて、初日公演では「MEMORiES MELODiES」と「ナナツイロ REALiZE」を2曲続けて披露した。本編のラストナンバーは「WiSH VOYAGE」。熱唱した7人は、会場、ライブビューイング、配信などさまざまな形でライブを観ているすべてのファンに感謝を告げてステージをあとにした。

アンコールでは、7人がオフィシャルグッズのTシャツ姿で登場。YOASOBIのコンポーザーとして活躍するAyaseが作曲および編曲、真崎エリカが作詞を手がけた、アニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」第2クールのオープニング主題歌「WONDER LiGHT」を初披露した。2日目公演では、キャスト1人ひとりが自分の言葉で本公演に対する思いの丈を語る。そして7人はラストナンバーとしてIDOLiSH7のデビュー曲「MONSTER GENERATiON」をパワフルに歌唱して、ライブを大団円へと導いた。

なおABEMA、Stagecrowd、Streaming+では、本公演のアーカイブが配信されている。配信期間は22日公演は1月30日23:59まで、23日公演は1月31日23:59まで。視聴チケットはそれぞれ配信終了日の21:00まで販売中。