毛皮のマリーズのロックエンタテインメントに1700人興奮

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毛皮のマリーズがライブツアー「コミカル・ヒステリー・ツアー」の最終公演を12月17日に東京・SHIBUYA-AXで実施し、約1700人のファンの前で白熱のパフォーマンスを繰り広げた。

12月17日の「コミカル・ヒステリー・ツアー」東京・SHIBUYA-AX公演の模様。

12月17日の「コミカル・ヒステリー・ツアー」東京・SHIBUYA-AX公演の模様。

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異様な熱気に包まれた超満員の会場にフランス・ギャルの「夢見るシャンソン人形」が鳴り響き、メンバーがステージに登場。ボーカルの志磨遼平は「ダイアモンド・ドッグス・ツアー」のデヴィッド・ボウイを彷彿とさせる青いロングTシャツ、赤いボクシンググローブに白いサスペンダーパンツという出で立ちで現れ、まずはメジャー1stシングル「Mary Lou」を熱唱した。

この日のステージで彼らは“毛皮のマリーズ・オールタイムヒッツ”とも言える、新旧織り交ぜたセットリストでライブを展開。途中のMCで志磨は、上京したばかりの頃にギターの越川和磨とともにSHIBUYA-AXで警備員のアルバイトをしていたことを告白。「警備員のみなさんも今日は楽しんでいってください! 僕が許可します! そしてガッポリ日給を稼いで帰ってください!」と語り、その流れで「金がなけりゃ」を演奏した。

後半の「ビューティフル」から「コミック・ジェネレイション」へと畳みかけ、会場内の熱狂は最高潮に。アンコールの「デュマフィスの恋人」はそれまでと打って変わって静寂とともに始まり、サポートキーボードの奥野真哉(ソウル・フラワー・ユニオン)によるサイケデリックなメロトロンの音色からラストナンバー「平和」へとつなげられた。

過激なパフォーマンスでアンダーグラウンドシーンを席巻していた時代をとうに過ぎ、すでにバンドが次のステージに立っていることを証明した今回のツアー。春に開催が決定している次回のツアー「MARIES MANIA」はニューアルバム「ティン・パン・アレイ」発売後の全国ツアーということもあり、さらなる進化を遂げたパフォーマンスを観ることができそうだ。

「コミカル・ヒステリー・ツアー」12月17日 東京・SHIBUYA-AX セットリスト

01. Mary Lou
02. ベイビー・モートン
03. ボニーとクライドは今夜も夢中
04. 或るGIRLの死
05. ザ・フール
06. 金がなけりゃ
07. すてきなモリー
08. 愛する or die
09. 犬ロック
10. BABYDOLL
11. 人生 II
12. ビューティフル
13. コミック・ジェネレイション
14. ジャーニー
15. REBEL SONG
E1. デュマフィスの恋人
E2. 平和

毛皮のマリーズ TOUR 2011 “MARIES MANIA”

2011年3月4日(金)宮城県 仙台darwin
2011年3月5日(土)新潟県 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
2011年3月11日(金)北海道 札幌PENNY LANE 24
2011年3月19日(土)福岡県 福岡DRUM Be-1
2011年3月25日(金)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
2011年3月26日(土)愛媛県 松山サロンキティ
2011年4月9日(土)静岡県 浜松窓枠
2011年4月10日(日)大阪府 なんばHatch
2011年4月23日(土)東京都 渋谷C.C.Lemonホール

※オフィシャルサイト先行予約
12月20日(月)19:00 ~12月27日(月)23:00

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音楽ナタリー @natalie_mu

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