SOUL'd OUT、西野カナ、久保田ら横アリ2日間で豪華競演

7

60

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 11 4
  • 0 シェア

11月20日と21日の2日間にわたり、神奈川・横浜アリーナにてブラックミュージックの祭典「BEAT CONNECTION 2010」が開催された。

SOUL'd OUTのBro.Hi(写真左)とDiggy-MO'(右)。

SOUL'd OUTのBro.Hi(写真左)とDiggy-MO'(右)。

大きなサイズで見る(全50件)

久保田利伸

久保田利伸

大きなサイズで見る(全50件)

西野カナ

西野カナ

大きなサイズで見る(全50件)

CHEMISTRY

CHEMISTRY

大きなサイズで見る(全50件)

今年初開催となったこの大型ライブイベントには、ヒップホップ、R&B、ソウル、ファンクなどのブラックミュージックを愛するアーティストが集結。1日目はオープニングアクトのコッペパンから始まり、はむつんサーブ(ダンス)、松下優也MCUMay J.JAY'ED、SONOMI、福原美穂が序盤を盛り上げた。

中盤にはLITTLEさかいゆうスガシカオ、Synergy(ダンス)、KEN THE 390COMA-CHITARO SOUL、SOUL POWER ユニットが順番に登場。さかいゆうはループマシンを使った即興トラックメイキングとキーボード弾き語りを行い、KEN THE 390、COMA-CHI、TARO SOULのラッパートリオはフリースタイルやコール&レスポンスなど、それぞれ得意なスタイルで客席を煽っていく。さらにスガシカオのステージに「はじまりの日」でMummy-D(RHYMESTER)がサプライズ登場したほか、THE☆FUNKS、Skoop On Somebody、村上てつや(ゴスペラーズ)によるスペシャルユニット・SOUL POWER ユニットも即興性の高いパフォーマンスを繰り広げた。

そして、初日の最終セクションを沸かせたのはKREVAAK-69Zeebraスチャダラパー久保田利伸。KREVAは「ストロングスタイル」「成功」「Have a nice day!」といったアッパーチューンに加え「来年たぶん出る新曲」だという「EGAO」を最後にプレゼント。その後のAK-69、Zeebraは持ち時間内に10曲以上を凝縮し、ストリートの熱をオーディエンスに伝える。スチャダラパーは「疲れただろうけど、ヒップホップのライブだからがんばって手上げたり揺れたりしてくださいね」というゆるいMCと巧みなマイクリレーを繰り出し、トリの久保田利伸へつなげた。

ラストにふさわしい大歓声で迎えられた久保田は、「LA・LA・LA LOVE SONG」「Missing」をはじめとする名曲を連発。中でもKREVAを呼び込んでの「M☆A☆G☆I☆C」はこの日一番の盛り上がりをみせる。久保田はこのイベントの趣旨について「ヒップホップもR&Bも、その元にあるのはビートです。人の心の熱を司っているのもビートです。今日は、みんなの持つ1つひとつのビートが合わさってでっかいグルーヴが生まれてます」とコメントし、横浜アリーナを1つにまとめ上げた。

2日目の21日は新人女性シンガーKIRAのアクトで幕を開け、続けてGROOVIN/SLASH(ダンス)、黒木メイサ西野カナ、DEEP、leccaが出演。西野カナのステージにはWISEが飛び入り参加し、ヒット曲「遠くても feat. WISE」が歌われた。

さらに、SEAMO九州男、Sugar Shack Family、HOME MADE 家族清水翔太、HighEnd(ダンス)、RHYMESTERがステージを展開。このうちRHYMESTERは、現在制作中のニューアルバムからできたての新曲「Hands」を初披露。「平たく言えば、若いお母さんと子供のために作った曲」と話す重厚な社会派ラップナンバーを響かせた。

そしてこの日の終盤には、加藤ミリヤ、ヒルクライム、Crystal KaySOUL'd OUT童子-Tが登場。中でもひときわ注目を集めたのは、当日およそ2年ぶりに活動を再開したSOUL'd OUT。「待たせたな横浜ー!!」と叫んで登場した彼らは、デビュー曲「ウェカピポ」から始まり「Flyte Tyme」「Dream Drive」「TONGUE TE TONGUE」「To All Tha Dreamers」といったヒット曲を連投。オーディエンスから熱烈な歓迎を受けたDiggy-MO'は「BEAT CONNECTIONサンキュー! そして音楽シーン待ってろよ!!」と言い放ってステージを去った。

次の童子-Tのステージには、ゲストとしてTARO SOUL、"E"qual、KEN THE 390、DELI、青山テルマ、竹本健一が入れ替わり立ち代わり登場。最後は清水翔太、Crystal Kay、Mummy-D、SEAMOとともに、このイベントのテーマソング「ラヴィン・ユー」を初めてライブで披露し、豪華なコラボレーションで場内を沸かせた。

2日間にわたる祭典を締めくくったのはCHEMISTRY。2人は現在活動中のCHEMISTRY+Synergyとしてのシングル曲や「愛しすぎて」「My Gift to You」といった懐かしいヒットバラードを聴かせ、ステージをじっと見つめるファンを魅了した。

なお、このイベントの模様はMUSIC ON! TVにて後日オンエアされることが決定。詳しい放送日時などは決まり次第MUSIC ON! TVオフィシャルサイトにてアナウンスされる。

この記事の画像(全50件)

読者の反応

  • 7

OSCA @y__komatsu

SOUL'd OUT、西野カナ、久保田ら横アリ2日間で豪華競演 https://t.co/xMLcSXu08Z

まだ記事残ってた。2010年か・・・・

コメントを読む(7件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 SOUL'd OUT / 西野カナ / 久保田利伸 / KREVA / 加藤ミリヤ / MCU / LITTLE / HOME MADE 家族 / Hilcrhyme / lecca の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。