「ライブ最高!」SPYAIR初の配信ライブで延期の富士急ワンマンリベンジ発表

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SPYAIRの無観客生配信ライブ「SPYAIR digital LIVE 2020.7.18」が、本日7月18日に東京・Zepp Tokyoで行われた。

SPYAIR(撮影:鳥居洋介)

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SPYAIRは本日18日に山梨・富士急ハイランド・コニファーフォレストで恒例の野外ワンマンライブ「JUST LIKE THIS 2020」を行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を断念。配信ライブという形で全国のファンに向けて熱いパフォーマンスを届けた。

ライブ開演前の配信では2015年から2019年の「JUST LIKE THIS」で演奏された合計120曲からファン投票で決まった「あなたが選ぶ“JUST LIKE THIS”」ベスト10をカウントダウン形式で発表。第1位には2017年、豪雨による機材トラブルに見舞われながらもファンの大合唱がメンバーをサポートした「サムライハート(Some Like It Hot!!)」が選ばれ、チャット欄は歓喜の声であふれた。その後はゲストのDJ和が昨年の「JUST LIKE THIS」の音と映像をシンクロさせた“VideoDJ”によるプレイを繰り広げ、開演を待つファンを盛り上げた。

開演時刻を迎え、IKE(Vo)の「ようこそ、SPYAIRの配信ライブへ!」という言葉からステージが一気に明るくなり、IKEとUZ(G)、MOMIKEN(B)、KENTA(Dr)とサポートメンバーのtasuku(G)の姿が現れる。「みんな楽しむ準備はできてますか? Are you ready?」とIKEが叫んで始まったのは「現状ディストラクション」。メンバー4人は昨年の「JUST LIKE THIS」以来ちょうど1年ぶりのステージへの喜びを爆発させるように、パワフルな演奏を展開した。

「SPYAIR digital LIVE 2020.7.18」の様子。(撮影:鳥居洋介)

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IKEは「ライブは自分たちだけで作るものじゃない、それじゃ埋まらないものがあると思ってます。環境がいつもと違うけど、コメントとか自宅からの声とか、みんなが出してくれることを想像して届けます」と、ファンにいつもどおりの応援を呼びかける。そんな言葉のあとの「WENDY ~It's You~」ではIKEの煽りに応え、チャット欄がファンの大合唱コメントで埋め尽くされた。「イマジネーション」では、UZが会場2階にZoom経由で映し出されたファンクラブ会員たちのリモート映像を見上げながら笑顔で軽やかにギターを鳴らしていた。

IKEはひさびさのライブに「ライブハウスで音を鳴らすのは楽しいですね」と笑顔を浮かべてから「今、みんなに聴かせたい曲があるので」とミディアムチューン「BEAUTIFUL DAYS」を歌う。KENTAの温かみのあるスネアの音色、UZの柔らかなコーラスが曲のメッセージを彩り、IKEも自身の思いをファンに届けるように「暗闇の中で きっと光はあるさ」という歌詞を力強く歌い上げた。セット転換のあとは恒例の“SPYAIRのアコースティックカバーユニット”・キャンプファイヤーによるコーナーへ突入した。

「SPYAIR digital LIVE 2020.7.18」に登場したキャンプファイヤー。(撮影:鳥居洋介)

「SPYAIR digital LIVE 2020.7.18」に登場したキャンプファイヤー。(撮影:鳥居洋介)[拡大]

KENTAは「キャンプファイヤーのときはお客さんをイジって助けられている部分もあるんですけど、無観客ライブなんで誰もいないんですよ……話のクオリティがだいぶ下がりそう(笑)」といつもと違う雰囲気に苦笑いしながら、Zoomで参加しているファンや応募したものの落選してしまったファンに向け「みんなが力を貸してくれています。ありがとうございます」と感謝の気持ちを述べた。ここでIKEは「今年の『JUST LIKE THIS』はどうしてもできなかったけど、来年2021年7月17日に決定しました」と、今年の振替公演の日程が決まったことを報告。チャット欄にはファンの喜びと祝福のメッセージが飛び交った。

IKE(Vo)(撮影:鳥居洋介)

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ファンへの感謝を表すように「My Friend」をそれぞれの歌声と演奏で届けたあとは、開催当日の7月18日に配信リリースされた「JUST LIKE THIS 2020」のテーマソング「INSIDE OF ME」をライブ初披露した。ステージ前方に炎が吹き上がる中で届けられたのは、MOMIKENとKENTAの力強い重低音が印象的なSPYAIRならではのラウドなナンバー。最新曲に続いては2010年リリースのメジャーデビュー曲「LIAR」を高らかに奏で、10年で積み上げた彼らのスキルと変わらないメッセージを全国のファンにアピールした。フロア後方からIKEの真正面ギリギリに迫る、配信ライブならではのカメラワークにも大きな驚きの声が上がっていた。

ライブ後半戦では「ジャパニケーション」「RAGE OF DUST」とライブに欠かせないキラーチューンを連発する。IKEのボーカルやUZ、MOMIKEN、KENTAのプレイも荒々しさを増し、無観客ライブとは思えない熱気を全国に届けた。「持ってるタオルを出してくれ!」というIKEのおなじみのセリフに続いては、直前のカウントダウン企画で1位を獲得したばかりの「サムライハート(Some Like It Hot!!)」。ステージ後方にはZoomの画面内でタオルを振り回すファンの姿が映し出され、メンバーとの一体感を演出した。

SPYAIR(撮影:鳥居洋介)

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IKEは初の配信ライブの感想を「やっぱり『みんなにいてほしいな』と思うのは変わらないかな」と率直に明かしながらも「また一緒に集まってライブしましょう。そのときまでしっかり音を鳴らし続けようと思います」と話し、この日のラストナンバーへと向かった。最後の曲は「SINGING」。この日直接会えなかったファンへの思いを歌うかのようなこの曲を、メンバーそれぞれは感極まった表情でプレイした。

演奏を終えたメンバーとtasukuはステージ上でソーシャルディスタンスを保ったまま記念撮影し、全国のファンに頭を下げた。カメラに向かってそれぞれが挨拶したあと、IKEはマイクを通さずに生声で「ライブ最高!」と絶叫。ライブ会場での再会をファンに誓い、ステージを後にした。

「JUST LIKE THIS 2020」振替公演の決定と合わせ、同じく新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていた公式モバイルサイト「AIR-GATE」限定ライブ「AIR-GATE LIVE 2020」の振替公演の日程も発表された。振替公演は2021年2月に東京・Zepp Tokyo、愛知・Zepp Nagoya、大阪・Zepp Osaka Baysideで行われる。各公演に関する詳細は公式サイトで確認を。

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SPYAIR「SPYAIR digital LIVE 2020.7.18」2020年7月18日 セットリスト

01. 現状ディストラクション
02. WENDY ~It's You~
03. イマジネーション
04. BEAUTIFUL DAYS
05. My Friend
06. INSIDE OF ME
07. LIAR
08. ジャパニケーション
09. RAGE OF DUST
10. サムライハート(Some Like It Hot!!)
11. SINGING

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