PSY・Sデビュー35周年を記念して「ATLAS」アナログ化、映像作品のBlu-rayも

PSY・Sのアルバム「ATLAS」のアナログ盤が6月17日に発売される。

PSY・Sは1985年から1996年まで活動した、松浦雅也とチャカによる音楽ユニット。彼らの5枚目のアルバム「ATLAS」は1989年に発売されたもので、「ファジィな痛み」「Wondering up and down ～水のマージナル～」など全10曲が収録されている。 アナログ化にあたり、松浦監修のもとソニー乃木坂スタジオで初となる1/2インチのオリジナルマスターテープからダイレクトカッティングが行われた。収録曲順およびジャケットも今回のアナログ盤用にリニューアルされる。

併せて「ATLAS」リリース時のツアーを収めた映像作品「LIVE PSY・S Looking For The "ATLAS" Tour '89」がHDリマスター版Blu-rayで再発されることも決定した。Blu-rayにはボーナス映像の収録が予定されている。リリースに際し松浦は「デビュー35周年記念として、過去の作品が新しい・古いメディアで再発されることは、本当に喜ばしい限りです」とコメントしている。

松浦雅也 コメント

デビュー35周年記念として、過去の作品が新しい・古いメディアで再発されることは、本当に喜ばしい限りです。特にアナログレコードの方は、1990年頃、SMEさんが一旦レコードの製造を終了されてから、30年後の今、再びアナログマスターテープからレコード化する作品の第一弾となり、何とも光栄なことです。

今回のリリースされる2作品はどちらも、音楽的ターニングポイントにあたる時期のものですが、今回の稀有な機会を得て、また当時とは違った新しい不思議な鈍い光を放っているように聴こえる気がしました。単なる復刻を越えた、新鮮さが垣間見える作品に仕上がり、デザインや特典映像など少し工夫を加えさせて頂きました、是非!!