ET-KINGが千秋とコラボ、きっかけはタイガースとTwitter

ET-KINGがタレント千秋とのコラボによるニューシングル「はじまりの言葉 feat.千秋」を9月29日にリリースする。

この夏は全国各地のお祭りや大型フェスに出演し、日本中を熱く盛り上げてきたET-KING。新曲「はじまりの言葉 feat.千秋」は、前作「最後の言葉 feat. h」のストーリーから発想を得たナンバーで、ET-KINGらしい元気が出るラブソングに仕上がっている。

この曲で千秋をフィーチャリングゲストに迎えたのは、大の阪神タイガースファンであるメンバーのKLUTCHと千秋が、Twitter上でタイガースファン同士のやりとりをしたことがきっかけ。女性目線の歌詞パートを歌うボーカリストを探していたKLUTCHがTwitter上で「千秋さんは音楽活動はもうされないんですか？」とリプライしたところ、「チャンスがあればやりたい」という返事が返ってきたことから思い切ってオファーに踏み切り、OKの返事をもらったのだという。なお、千秋はボーカルとしての参加のみならず、本作のビデオクリップにも出演している。

かつては「ポケットビスケッツ」のボーカルとして数多くのヒット曲を歌い上げた千秋。ET-KINGとのコラボは幅広く注目を集めることになりそうだ。

KLUTCH（ET-KING）コメント

今回の「はじまりの言葉」ははじめから女性目線の歌詞のパートを、女性のシンガーに歌ってもらおうということで制作を進めていたのですが、それを誰に歌ってもらうかメンバー同士かなり悩んでいました。そんなときに、たまたま僕が個人的に阪神タイガースの大ファンということがあって、Twitterをフォローさせていただいた千秋さん（熱烈な阪神ファン！）が思いつきました。

お会いしたことはなかったのですが、千秋さんの阪神タイガースの試合の途中経過や試合結果や感想はいつも見ていて、共通の知り合いの選手の話などのツイートのやりとりをしているうちに、「千秋さんは音楽活動はもうされないんですか？」という僕の質問に対して、「チャンスがあればやりたい」という答えがありました。“はじまりの言葉”という曲の、明るく元気なラブソングというイメージにぴったり合うっ!! と感じて、ダメもとで千秋さんにこの曲を一緒に歌っていただけないかお願いしてみたところ、なんとOKの返事をいただきました。

その知らせを聞いたときには、メンバーみんなで大喜びしました！ レコーディングで初めてお会いしたときには、明るくて元気でありつつも芯のある方という印象で、やはり曲のイメージにぴったりだと感じました！ ピアノをされていたようで、メロディなどはピアノの指使いをしながら確認されたりしていました。

ミュージックビデオにも出演していただいて、一緒に楽しく撮影させていただきました。そんな千秋さんと一緒に歌っている「はじまりの言葉 feat. 千秋」をたくさんの方に聴いてもらいたいです。

ET-KINGコメント

今年の春に「最後の言葉 feat. h」という曲をリリースしました。まだそれぞれに想いがあるにも関わらず別れてしまう2人。男子と女子、それぞれの視点からの最後の言葉をテーマにした曲でした。そんな曲を作ったあとに、“最後の言葉”があるのならば“はじまりの言葉”も2人にはあったはず！ ……と、恋をするふたりのストーリーを想像する中から曲作りが始まりました。　

「最後の言葉」はすれ違ってしまった2人それぞれが想う別々の言葉を歌ったのですが、「はじまりの言葉」は想いあう2人が同時に伝えあうひとつの言葉を歌いました。出会った瞬間から、付き合い始めるとき、2人でいるとき、結婚するとき、淡々と流れる長い時間のどんなときにでも、相手を想いあう言葉は変わらずにあるんだと思います。“はじまりの言葉”が2人の長い道のりをつなぐ、大切な言葉なんだと思います。

ET-KINGが選んだ、はじまりの言葉は「ずっと一緒にいよう」でした。大切な人がいる人には、その2人だけの大切な言葉があると思います。これからはじまる2人には、これから大切な言葉が作られていくのだと思います。ありふれた簡単な言葉でも2人だけの特別な約束と思い出は、この先も決して変わらない！ そんな想いを歌詞にこめました。それぞれ2人だけの“はじまりの言葉”を見つけてください。思い出してください。きっとそこから2人はつながります。

このようなテーマの曲ですので、女声ボーカルの共演をどなたかにお願いしようということになりました。明るく元気で、芯がある女性ということで探したのですが、なかなか難航しました。そんなときに、KLUTCHがTwitterで交流していた千秋さんの名前が挙がったのです。千秋さんと初めてお会いしたとき、自己紹介は「千秋です、ぷ。」でした。歌……、とんでもなく上手かったです。