M!LK「ERA」ライブ、足跡たどるシングルメドレーで伝えた5年分の感謝

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M!LKが昨日11月6日にニューシングル「ERA」をリリース。これを記念したライブイベントを東京・東京ドームシティ ラクーアガーデンステージで実施した。

M!LK(撮影:笹森健一)

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M!LK(撮影:笹森健一)

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「ERA」はM!LKの結成5周年に際して発表されたアニバーサリーシングルで、表題曲では彼らのこれまでの歩みや飾らない思いがさわやかなサウンドに乗せて歌われる。メンバーはライブ前に報道陣へ向けた囲み取材を行い、楽曲について自らの思いを伝えた。リーダーの吉田仁人は「歌詞や歌割りに、僕らの今までをギュッと凝縮したような曲。ずっと応援してくれているみ!るきーず(M!LKファンの呼称)には、より深く聴いていただける曲なんじゃないかなと思います」と説明。佐野勇斗は「歌詞が今の僕らの思いに寄り添っていて、この、今の7人だからこそ歌える曲だと思います」と続く。5年間の活動については板垣瑞生と塩崎太智が「長かった」と声をそろえ、太智はその理由について「いろんな出来事がありすぎて、濃すぎて。もう10年くらい経っているんじゃないかな、という感覚」と思いを伝える。昨年M!LKに加入した曽野舜太は「この1年間、僕たち的には経験することがそれまでとはケタ違いに多くて」と活動を振り返り、同じく途中加入メンバーの山中柔太朗は「その分成長できた気がします」、宮世琉弥は「初めてのことばかりだったけど、胸を張れるようになってきたかなと思います」とそれぞれに胸の内を語った。

M!LK(撮影:笹森健一)

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終始にぎやかに取材を受ける7人は、この日ノミネートの30語が発表となった「新語・流行語大賞」に話題が及ぶと「さっき(ニュースを)見ました!」と大盛り上がり。「M!LKの流行語は?」というお題の大喜利をして、移動の車内で遊んだといい、瑞生は「髪を染めたりして『髪痛んだヤツ多め』というのはあるよね、と話してました」とグループ内の2019年のトレンドについて語った。また、ノミネートされた言葉の中で親近感があるのは「タピる」だといい、仁人は「この間、ツアーの千秋楽が名古屋であったんですけど、そのときに勇斗がメンバー、スタッフ全員にタピオカをご馳走してくれました!」と告白。これに勇斗は「タピオカ自体はかわいいけど、値段は全然かわいくなかったです!(笑)」と大笑いしていた。

M!LK(撮影:笹森健一)

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そんな彼らがこの日のミニライブのために用意したのは、デビュー曲「コーヒーが飲めません」から最新曲「ERA」まで、10作のシングル曲をリリース順に並べたスペシャルメドレーだった。これまでに披露したことのない特別なメドレーをパフォーマンスすることに決めた理由について、太智はライブ前「アニバーサリーシングルの発売日ですし、僕らがどれくらい成長したのかが伝われば。今の7人で5人時代の曲をやる、というのもなんだかエモくて」とコメント。舜太は「M!LKの全部がわかると思います」、勇斗は「『ERA』のメッセージが、より深く聞こえるんじゃないかな」と思いを語っていた。

M!LK(撮影:笹森健一)

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み!るきーずの前に立ち、7人が横1列で後ろを向くと、瑞生は「ひさびさのアレ、かましますか!」とひと言。「コーヒーが飲めません」のイントロが鳴った瞬間、勇斗は「スペシャルメドレー、盛り上がっていきましょう!」と熱い煽りで火ぶたを切って落とす。2ndシングル曲「反抗期アバンチュール」では舜太がソロを取り、甘くさわやかな歌声で聴衆を魅了した。瑞生が「いくぞ!」と叫んで突入した3rdシングル曲「新学期アラカルト」では、メンバーの名前を順に呼ぶコールを勇斗が先導して場内の一体感を一層高める。琉弥がセンターで躍動した5thシングル曲「疾走ペンデュラム」、柔太朗がさわやかな笑みを浮かべた7thシングル曲「ボクラなりレボリューション」と、曲を重ねるごとにみ!るきーずの歓声も大きくなっていった。9thシングル曲「かすかに、君だった。」まで9曲のサビパートを駆け抜けると、勇斗は改めてみ!るきーずと向き合い「この曲に、僕たちの5年間が詰まっています!」と伝え、最新曲「ERA」のフルサイズパフォーマンスへ。のちのMCで仁人が「歌詞の1文字1文字に意味が込められている」と「ERA」について語ったが、その言葉通り7人は一挙手一投足に思いを込めるような、力強くてまっすぐなパフォーマンスをみ!るきーずに届けてみせた。

M!LK(撮影:笹森健一)

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勇斗が「僕らのリリイベ史上、一番豪華かもしれない」と語るほど異例の展開に場内の興奮も冷めやらぬ中、メンバーは改めて今の思いをファンに伝えることに。琉弥が「この1年半、濃くて早かったです。今までは皆さんにパワーをもらっていたけど、自分から与えられるようになってきたと思う」と実感を語れば、柔太朗は「(加入してからの)1年半はM!LKの歴史の中ではちっぽけかもしれないけど、やりたいこともいっぱい見つかったし、M!LKでいられることがうれしいです」と笑顔を見せる。太智は「別れもあり出会いもあり、いろんなことがあるわけですよ。そんな中でこうして支えてもらい、発売日を迎えられたことに感謝です」と思いを語り「皆さんが喜んでくれること、これからもやっていきたいし、M!LKが達成するべき目標に向かってこれからもがんばっていきます」と誓った。そして最後に仁人は「2020年はすごく大切な年になると思います。より多くの方にM!LKを知ってもらえるよう、1歩1歩しっかり踏みしめていきます。5年後、10年後にはもっと大きなステージで皆さんに会えるよう、がんばっていきたいと思います!」と未来を見据えていた。

M!LK 10thシングル「ERA」リリースイベント 2019年11月6日 東京ドームシティ ラクーアガーデンステージ セットリスト

01. 5周年スペシャルシングルメドレー
(コーヒーが飲めません~反抗期アバンチュール~新学期アラカルト~夏味ランデブー~疾走ペンデュラム~テルネロファイター~ボクラなりレボリューション~Over The Storm~かすかに、君だった。)
02. ERA

※塩崎太智の崎はたつさきが正式表記。

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