湯木慧、四谷天窓でメジャーデビューの始まりを歌った夜

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湯木慧のメジャーデビューを記念したワンマンライブ「誕生~始まりの心実~」が、昨日6月5日に東京・四谷天窓で開催された。

湯木慧ワンマンライブ「誕生~始まりの心実~」の様子。(撮影:小嶋文子)

湯木慧ワンマンライブ「誕生~始まりの心実~」の様子。(撮影:小嶋文子)

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来場者のリストバンドに1つひとつ名前を記入していく湯木慧。(撮影:小嶋文子)

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21歳の誕生日である6月5日にメジャーデビューシングル「誕生~バースデイ~」をリリースした湯木。デビュー当日に行われたこのライブは作品タイトル通り“誕生”がコンセプトとなっており、新生児用ネームバンドを模したリストバンドに湯木が直筆で記名したものが来場者全員に配られたほか、開演前には心音を思わせるBGMが流れていた。

湯木慧ワンマンライブ「誕生~始まりの心実~」の様子。(撮影:小嶋文子)

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紗幕に覆われたステージに白い衣装で登場した湯木は、アコースティックギターを抱えると「傷口」でライブをスタートさせる。強い意志を露わにした硬い声色で1曲目を歌い終えると、張り詰めた空気のまま、鋭いカッティングに乗せて「網状脈」をクールに歌唱した。その後も湯木は舞台上のイスに座ったまま立ち上がることもせず、独り言をつぶやくような歌声の「嘘のあと」、叫ぶようにサビを歌った「ヒガンバナ」などを次々と披露。彼女がライブではおなじみの曲「ハートレス」を届けると赤ちゃんの産声のSEが流れ、これを合図にステージを覆っていた紗幕が開く。そして湯木は満を持して「誕生~バースデイ~」から「産声」を力強く歌い上げた。ここまで8曲をノンストップで歌った湯木はこの日初めてのMCで「こんなにたくさんの方に来ていただいて、本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを述べる。さらにライブタイトルの「始まりの心実」という言葉に込めた複雑な思いを語ったのち、シングル収録曲である「バースデイ」を熱唱した。

湯木慧ワンマンライブ「誕生~始まりの心実~」の様子。(撮影:小嶋文子)

湯木慧ワンマンライブ「誕生~始まりの心実~」の様子。(撮影:小嶋文子)[拡大]

アンコールの声に応えて再び登場した湯木は、集まったファンを前に8月7日に2ndシングル「一匹狼」をリリースすることと、8月に東阪で行うワンマンライブの詳細を発表。突然のうれしい報告に会場が温かな拍手に包まれると、それを受けた湯木は少しリラックスした表情を浮かべた。そして2015年の初ライブが四谷天窓だったと語る彼女は、そこからさまざまな思いを抱えて立ち続けてきたこのステージを今回の会場に選んだことを明かし、初ライブのラストに披露したという思い出の曲「道しるべ」を丁寧に客席に届ける。最後は本公演のコンセプトにぴったりだと選んだ曲「存在証明」を歌い上げてステージを降りた。

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湯木慧「メジャーファーストシングルリリース記念ワンマンライブ『誕生~始まりの心実~』」2019年6月5日 四谷天窓 セットリスト

01. 傷口
02. 網状脈
03. 嘘のあと
04. ヒガンバナ
05. 流れない涙
06. ふるさと
07. ハートレス
08. 産声
09. バースデイ
<アンコール>
10. 金魚
11. 道しるべ
12. 存在証明

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KK@四日市の浦和人(リカ将と共に10個目の星を!) @kanykichi22

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