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Eve、満員の新木場コースト「メリエンダ」で新曲も披露

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Eve(撮影:山川哲矢)

Eve(撮影:山川哲矢)

Eveが11月4日に東京・新木場STUDIO COASTにて、単独公演「メリエンダ」の追加公演を実施した。

8月に「メリエンダ」と題した東名阪ツアーを実施したEve。追加公演が行われる新木場STUDIO COASTは彼にとって最大規模の会場ながらチケットはソールドアウトし、フロアはこの日を待ちわびたファンで埋め尽くされた。

開演前には8月のツアーと同じくステージを覆う紗幕にWabokuが手がけたアニメーションムービーが投影される。映像の一部はツアー時と異なり、ファンは開演時間を迎えるまで食い入るように映像を見つめていた。雨がしたたる映像から「トーキョーゲットー」のミュージックビデオの冒頭につながると、紗幕の奥にEveが登場。幕に映像を上映しながらEveは「トーキョーゲットー」を歌い始め、ワンマンライブの始まりを告げた。2曲目「アウトサイダー」のイントロで紗幕が取られ、Eveの姿があらわになると会場内は割れんばかりの歓声に包まれる。赤い照明が照らした「Dr.」では、オーディエンスに配布された光を放つリストバンドも赤く灯り、場内は赤一色に。続く「会心劇」からはEveがギターを手にしてバンドメンバーの演奏に参加。Eveの楽曲の編曲を手がけるNuma(沼能友樹 / G)を始めとしたバンドメンバーと息を合わせてギターを弾きながら繊細でしなやかな歌声を響かせて、オーディエンスを魅了した。

最初のMCでEveは「すごい景色ですね。まさかこれがワンマンだなんて夢みたい」と、フロアを見渡しながら感想を口にする。また「新曲やってもいいですか?」というひと言から、この日のライブが初披露となる「迷い子」をプレイ。フロアの観客は自然とクラップを鳴らし始め、会場内は一体感のある空気感に包まれた。

バンドメンバー3人による演奏で披露された「fanfare(instrumental)」ではEveがこれまで発表してきたMVをコラージュした映像が上映され、オーディエンスの視線はスクリーンに釘付けに。衣装を変えて再度ステージに登場したEveは「いけるか、コースト!」と呼びかけて、自身の代表曲である「ナンセンス文学」「ドラマツルギー」の2曲を届け、フロアを熱狂させた。ライブ終盤のMCで去年から今年にかけての活動を振り返ったEveは「オリジナル曲を発表したとき、不安もすごくあったし、最初は受け入れてもらえるか心配だった」と自身の心情を吐露。さらに「僕という人間がどういうものなのか、内側の部分を知ってもらえたような気がした、そんな1年でした。今日この景色を観て、あのとき自分がやろうとしていたことは間違ってなかったと思った」と語り、感謝の言葉を述べた。自身の思いの丈をファンに伝えた彼は「羊を数えて」をしっとりと歌い上げ、ライブ本編の幕を閉じた。

アンコールに応えて再度ステージに現れたEveはナユタン星人の「惑星ループ」でライブを再開。会場のミラーボールが回り、ダンスフロアのような盛り上がりを見せるオーディエンスを見た彼は「めっちゃ元気じゃん。すごく楽しい」と素直な感想を口にした。さらに彼は未発表の新曲「ラストダンス」を初披露。演奏中はMahが手がけたMVがスクリーンに上映され、会場内は大盛り上がりとなった。オーディエンスが一斉にハンドクラップを鳴らす中で披露された「お気に召すまま」を披露し終え、計18曲が届けられたところで「メリエンダ」追加公演は大団円を迎えた。

「またどこかでお会いしましょう」という言葉を残してEveがステージを去ると、スクリーンに2019年2月6日にニューアルバム「おとぎ」がリリースされる旨を知らせる映像が上映され、オーディエンスは喜びの声を上げてEveを祝福した。アルバムには、ライブで披露された「アウトサイダー」「トーキョーゲットー」「アンビバレント」を含む11曲が収録される。

Eve「メリエンダ」2018年11月4日 新木場STUDIO COAST セットリスト

01. トーキョーゲットー
02. アウトサイダー
03. デーモンダンストーキョー
04. Dr.
05. 会心劇
06. ふりをした。
07. 迷い子 ※新曲
08. ホームシック
09. sister
10. fanfare(instrumental)
11. ナンセンス文学
12. ドラマツルギー
13. あの娘シークレット
14. アンビバレント
15. 羊を数えて
<アンコール>
16. 惑星ループ
17. ラストダンス ※新曲
18. お気に召すまま

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