浦島坂田船、幕張で夏ツアー完結「みんなと一緒に歳をとっていきたい」

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浦島坂田船が10月27日に千葉・幕張イベントホールでワンマンライブ「SUMMER TOUR 2018~THE FINAL~」を行った。

浦島坂田船「SUMMER TOUR 2018~THE FINAL~」の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、黒瀬友理)

浦島坂田船「SUMMER TOUR 2018~THE FINAL~」の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、黒瀬友理)

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左からうらたぬき、となりの坂田。。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、黒瀬友理)

左からうらたぬき、となりの坂田。。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、黒瀬友理)[拡大]

浦島坂田船「SUMMER TOUR 2018~THE FINAL~」の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、黒瀬友理)

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本公演は7月にスタートした全国ツアー「SUMMER TOUR 2018~俺SUMMERと、宇CHU▽旅行▽~」の最終公演として開催された。開演を前にして高ぶったcrew(浦島坂田船のファンの呼称)の「浦島坂船!」という力強いコールが響きわたる幕張イベントホール。定刻を過ぎ、スクリーンにオープニングムービーが映し出されると、早くも場内は熱狂の渦に包まれる。ムービーの最後に始まったカウントダウンが終了すると、うらたぬき、志麻、となりの坂田。、センラの4人が舞台に出現。crewの大歓声を浴びながら4人はバックバンドと共に「Starry Cruise」でライブの幕を開けた。続けて彼らは、ステージ両サイドのミラーボールが輝く中、昭和歌謡風ナンバー「明星ギャラクティカ」を華々しくパフォーマンス。MCを挟み、「わいふぁい暴想ボーイ」ではセンターステージに移動し、360°を取り囲むcrewを熱狂させる。その勢いのまま4人は「ロキ」を激しく歌唱し、ダンスチューン「太陽系デスコ」で場内に一体感を生み出した。

左からとなりの坂田。、うらたぬき。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、黒瀬友理)

左からとなりの坂田。、うらたぬき。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、黒瀬友理)[拡大]

ライブ中盤はソロコーナーに突入。トップバッターを務めた坂田が「スクールボーイ」を明るく歌い上げると、センターステージにうらたぬきが現れる。うらたぬきと坂田はcrewを煽って声を出させたのち、2人で「ユメミドリ」を歌唱。その後ステージに1人残ったうらたぬきはcrewと共に「Life goes on」を懸命に歌い上げた。うらたぬきと入れ替わりで登場した志麻が「spill」を熱唱したのち、センラはcrewに手拍子を促しながら「Make a pass」をパフォーマンス。センラと志麻はコラボ曲「ギャラクシー」で「もういいかい?」「幕張!」「もういいかい?」「ファイナル!」というコール&レスポンスを行なって会場を大いに盛り上げた。

浦島坂田船「SUMMER TOUR 2018~THE FINAL~」の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、黒瀬友理)

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左から志麻、センラ。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、黒瀬友理)

左から志麻、センラ。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、黒瀬友理)[拡大]

VTR上映後、羽根飾りのついた黒い衣装に着替えた浦島坂田船は「Peacock Epoch」でライブを再開。各メンバーがセリフを放つごとに黄色い歓声が場内を飛び交い、この曲と続く「花鳥風月」では火柱の演出がcrewを一層エキサイトさせた。バンドメンバーの紹介後に披露された「ロメオ」では、志麻とセンラがセンターステージ、うらたぬきと坂田がメインステージでそれぞれパフォーマンスを繰り広げ、観客を魅了。さらに4人は「Sailor's High」「SHOW MUST GO ON!!」を続けて披露し、crewを沸かせ続けた。

志麻(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、黒瀬友理)

志麻(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、黒瀬友理)[拡大]

ここで4人はそれぞれ今年の夏を振り返る。センラは「夏が始まる前はスケジュールを見た瞬間にこれは死んだな……と思ったんですけど、スタッフ、メンバー、crewの皆さんに支えられてなんとか乗り切れました」と話し、来年もツアーをやらせてほしいとcrewに呼びかける。続けて坂田は「僕はみんなと一緒に歳をとっていきたいんですよ。皆さんと一緒に浦島坂田船を育てていけたらなと思います」と語った。志麻は「メンバーがすごくパワーアップしているし、crewも熱の入った声援を送ってくれて楽しい夏のツアーでした。夏は終わってしまいますけれども、我々の活動はまだまだ続いていきますので、おじさんになってもついてきてください!」とコメント。最後にうらたぬきは「この4人だからここまでやれた」と述べつつ、「『こいつらやべえ』『こいつらすげえぞ』と思われるような活動をもっともっとたくさんしていきたい」と意気込んだ。夏を振り返ったのち、4人が届けたのはZONE「secret base ~君がくれたもの~」のカバー。彼らがしっとりとした歌声を聴かせる中、会場には感極まって涙を流すcrewの姿も見られた。そして天井から提げられたライトが夜空の星々のように輝く中、浦島坂田船はリフトアップしていくステージの上で「年に一夜の恋模様」を歌唱してライブ本編を締めくくった。

浦島坂田船「SUMMER TOUR 2018~THE FINAL~」の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、黒瀬友理)

浦島坂田船「SUMMER TOUR 2018~THE FINAL~」の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB]、黒瀬友理)[拡大]

crewのアンコールを求める声が場内に響く中、ステージの端にはトロッコが登場。騒然となる会場に再び現れた法被姿の4人はトロッコに乗り込むと、アリーナの外周を回りながら「千本桜 -guitar rock arrangement-」を歌ってcrewを歓喜させる。crewとの記念撮影後、「Shouter」をパフォーマンスした浦島坂田船は、シャボン玉が飛び交う中で「SAILING!!!!!」を熱唱。曲が終わると同時に銀テープが盛大に打ち放たれた。全演目を終えた4人はマイクを通さずに「ありがとうございました!」と叫んでcrewに感謝の思いを伝えると、大歓声に包まれながらステージを去り、夏ツアーに幕を下ろした。

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浦島坂田船「SUMMER TOUR 2018~THE FINAL~」
2018年10月27日 幕張イベントホール セットリスト

01. Starry Cruise
02. 明星ギャラクティカ
03. わいふぁい暴想ボーイ
04. ロキ
05. 太陽系デスコ
06. スクールボーイ / となりの坂田。
07. ユメミドリ / うらたぬき、となりの坂田。
08. Life goes on / うらたぬき
09. spill / 志麻
10. Make a pass / センラ
11. ギャラクシー / 志麻、センラ
12. Peacock Epoch
13. 花鳥風月
14. ロメオ
15. Sailor's High
16. SHOW MUST GO ON!!
17. secret base ~君がくれたもの~(オリジナル:ZONE)
18. 年に一夜の恋模様
<アンコール>
19. 千本桜 -guitar rock arrangement-
20. Shouter
21. SAILING!!!!!

※「▽」は白抜きハートマークが正式表記。
※「Shouter」の「e」はウムラウト付きが正式表記。

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