妄キャリ47都道府県ツアーファイナル「みんなのことがもっと大好きになった」

妄想キャリブレーションが4月15日に東京・TSUTAYA O-EASTで全国ツアー「JOYSOUND presents 妄想キャリブレーション 47都道府県ツアー ～大声出そうぜ。MOSO MAX～ supported by 楽天チケット」の最終公演を行った。

この日のオープニングアクトとしてフロアを盛り上げた“DJドリチャイ”が特別バージョンのオープニングSEを流すと、妄キャリのメンバーが颯爽とステージに登場。彼女たちはキレのあるダンスを披露し、その勢いのまま「旅は君連れ世は情け」でライブをスタートさせた。「熱情 ‘18」で艶やかな表情を見せて観客を魅了した彼女たちは、「悲しみキャリブレーション」「忘れられないクロニクル」といったインディーズ時代からの人気曲を立て続けに披露。会場を一気にヒートアップさせた。

JOYSOUNDが協賛するこのツアーでは、カラオケならぬ「キャリオケ！パート」が全公演で実施された。最終公演では各メンバーが伝えたいメッセージを込めて選んだ楽曲を1人ずつ歌ったあと、全員でLittle Glee Monsterの「あとひとつ」を歌唱。水城夢子が「みんなの存在そのものがモチベーションだった。みんなががんばっているから自分もがんばれた。みんなのことがもっと大好きになった」と涙ながらに語ったあと、彼女たちは「only my railgun」「妄愛花吹雪」を初披露し、ファンへの思いを込めてメンバー全員で作詞したという「back stage」で本編を締めくくった。

アンコールではピアノを得意とする雨宮伊織がシンセサイザーで「五線譜」を演奏。もともと接点のなかった5人が出会い、妄キャリとして活動する中で芽生えた絆を歌ったこの楽曲で観客の心をつかんだ。この日２回目となる「旅は君連れ世は情け」で会場を沸かせたあと、観客からのダブルアンコールに応えた彼女たちは「Hey Yo!」をパフォーマンス。フロアを埋め尽くすサイリウムの光と大歓声に包まれながら妄キャリは全国ツアーの幕を閉じた。