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MONOEYES「Far East Union」にアジアからバンド集う、音楽で国境越えた夜

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MONOEYESのライブの様子。(Photo by Viola Kam [V'z Twinkle])

MONOEYESのライブの様子。(Photo by Viola Kam [V'z Twinkle])

3月7日にサーキットイベント「Far East Union Vol. 3」の東京・Zepp DiverCity TOKYO公演が開催された。

「Far East Union」はMONOEYESの細美武士(Vo, G)と台湾のバンドFire EX.のSam(Vo, G)が立ち上げ、2015年と2016年に日本、台湾、韓国で実施したイベント。3回目となる今年彼らは新たに開催場所に香港を追加し、計4都市を3月16日まで回っている。各公演にはMONOEYES、Fire EX.のほか、韓国からTHE SOLUTIONS、香港からSupper Momentの計4組が出演。2カ所目となる東京公演には日本のみならず、各国からオーディエンスが集まった。

この日細美は各ライブの合間にステージに登場し、1組ずつバンドを紹介。彼は「今日は堅い話はなしで、お隣さんにどんなバンドがいるんだろう?という気持ちで、みんな心ゆくまで楽しんで帰ってください」と語り、トップバッターTHE SOLUTIONSへとつないだ。

韓国から来たTHE SOLUTIONSはオーディエンスの温かなクラップに迎えられながらステージに登場し、「Sounds of the Universe」で華やかにイベントの幕を開けた。淀みのない真っすぐな歌声とテクニカルなプレイでオーディエンスの目を引き付け、彼らは続く「All That You Want」へ。フロアを見わたしながら笑顔でこのナンバーを歌い終えたパク・ソル(Vo)は「一緒に楽しみましょう!」とフロアに語りかけ、テンション高くライブを進行した。「Love You Dear」などをさわやかに届けると、ソルは「最高です!」と目を輝かせながらひと言。そして4人は4年前に「SUMMER SONIC」に出演し日本で初めてライブをした際に演奏した曲だという「Sailor's Song」を演奏し、「Sing together!」と観客に呼びかけた。そしてパクが「今日素晴らしいバンドの皆様と一緒にライブができて、本当に楽しいです。一緒に楽しんでくださった皆様、本当にありがとうございました」と告げ、最後に繰り出したのは6月27日に日本でリリースするニューアルバムの収録曲「Love Again」。イベントの序盤から場内を盛り上げ、彼らは「また会いましょう!」と晴れやかな表情を浮かべた。

細美が“台湾の英雄”と呼ぶFire EX.は「基隆路」で勢いよくライブの口火を切り、強靭なアンサンブルでオーディエンスのテンションを煽っていった。東京でライブを行うのはひさしぶりだという彼らに、フロアからは「おかえり!」という声が。Sam(Vo, G)は「ただいま!」と笑顔を見せ「本当にうれしい。『Far East Union』大好きです!」と喜びをにじませた。2016年に発表されたFire EX.と細美のコラボナンバー「Don't You Fight」では、細美がステージに登場しSamと並んで歌う。5人はこのイベントならではのコラボステージを繰り広げ、フロアから大きな歓声を浴びた。細美がステージをはけたあともFire EX.は「南國的風」で心地のいい空間を生み出し、続く「人生」では一転して疾走感のあるビートを叩き込む。Samは「先月の台湾の地震、日本人のサポート、ヘルプ、本当にありがとうございます。それは兄弟、それは友達。日本大好き!」と感謝の気持ちを伝え、フロアから温かな拍手が沸き起こった。ここでもう一度ステージに細美が呼び込まれ、彼らは「島嶼天光」を共に歌い上げる。オーディエンスはスマートフォンのライトをゆっくりと左右に揺らし、場内に温かな光が満ちていった。そしてFire EX.がラストナンバーにセレクトしたのは「長途夜車」。彼らは思いを込めるようにじっくりと楽曲を届け、会場に深い余韻を残した。

「Far East Union」初出演となった香港のバンドSupper Momentは勢いよくステージに登場し、「靈感床(Clockenflap ver)」でライブをスタートさせる。芯のある歌声とスケール感のあるサウンドが会場いっぱいに響き渡ると、オーディエンスは両手を高く上げ、気持ちよさそうに彼らの音を浴びていた。その後彼らは「飛」をリズミカルに届け、場内に大きなシンガロングを巻き起こす。一体感に包まれたフロアにサニー (Vo, G)は「私たちはSupper Momentです!」と挨拶し、大喝采の中「同一」を歌い始めた。自由にステージを動き回り、ときには左右に力いっぱいに手を振りながら歌を届けるサニーのエネルギッシュなパフォーマンスに場内は大盛り上がり。そして乾いたドラムサウンドが叩き込まれた「機械人(Machine gun ver)」、重厚感のあるアンサンブルが渦巻く「不要死在崇拜裡」とヘビーなナンバーを続けると、サニーは客席に向かって「ありがとう!」と叫んだ。彼らのライブも終盤に突入した頃、サニーは「行けるよ!」と客席を煽り「一樣不一樣」を熱唱。ここまでMCでは主に英語を使って言葉を届けていたサニーだが、彼は次のナンバー「無盡」を日本語で楽曲紹介し思いを伝えたうえで丁寧に奏でていく。そして4人はラストナンバー「説再見了口巴」まで貫禄のあるステージングでオーディエンスの心を掴み、ステージをあとにした。

3組の出演者からバトンを引き継ぎ、最後にステージに立ったMONOEYES。一瀬正和(Dr)のカウントを合図に戸高賢史(G)のエッジィなギターが響き渡り、「Free Throw」で彼らのライブが始まった。2曲目「When I Was A King」ではダイバーが続出。そして「My Instant Song」でオーディエンスが笑顔で飛び跳ねると、4人はその光景を見わたしながら真っすぐに音を届けた。そしてスコット・マーフィー(B, Cho)がメインボーカルを務めるナンバー「Roxette」までノンストップで5曲を続けたあと、細美から「みんなよく来たね! やっぱライブはいいなー!」という言葉が。オーディエンスは大きな歓声を飛ばし、彼の言葉に深く同意していた。

次々とステージに向かってくるダイバーと戸高が熱く拳を突き合わせた「明日公園で」などを経て、細美は出演者に感謝の思いを述べ、「今日は俺らのホームグラウンドだけど、やっぱり海外に行って、言葉が通じない人たちが初めて聴いた自分の音楽で跳んでくれたり歌ってくれたりするのを見るとすごいうれしいんだよ」と客席に語りかける。そして彼は「今日ここに愛情がすごいたくさんあったな。それが本当に素晴らしいと思った。お前らみたいなやつらが俺たちのファンで本当によかったよ」と言葉を続け、温かなムードの中「Two Little Fishes」へとつなげた。ライブの後半に披露された「Run Run」では、叩き込むようなドラムと鋭利なギターサウンドが炸裂。その熱を保ったまま、4人は「Like We've Never Lost」や「Borders & Walls」を届けた。彼らがラストナンバーとして演奏したのは、昨年7月にリリースされたアルバム「Dim The Lights」のエンディングを飾る楽曲「3,2,1 Go」。エモーショナルな空気に包まれながら、「Far East Union Vol. 3」東京公演の本編は終了した。

アンコールに応えて再び登場した彼らは、ALLiSTERのナンバー「Somewhere On Fullerton」を観客の笑顔に囲まれながら演奏した。イベントの最後には、出演者を全員ステージに呼び込んで記念撮影。細美から「また根気よくVol. 4もやっていきますんで、よろしくお願いします!」という言葉も飛び出し、大盛り上がりの中ライブは締めくくられた。

なおMONOEYESは5月より対バンツアー「Mexican Standoff Tour 2018」を開催する。このツアーには、BRAHMAN、ASIAN KUNG-FU GENERATION、マキシマム ザ ホルモン、Dragon Ash、MAN WITH A MISSIONら全17組のゲストアーティストが参加。各プレイガイドでは、3月24日にチケットの一般販売がスタートする。

また3月28日にライブBlu-ray / DVD「Dim The Lights Tour 2017 at Studio Coast」がリリースされる。今作には彼らが10月に開催したライブツアー「Dim The Lights Tour 2017」の東京・新木場STUDIO COAST公演の模様のほか、ツアーのドキュメンタリー映像やバンドメンバーによる副音声、楽曲「Free Throw」「Two Little Fishes」のミュージックビデオも収められる。

「Far East Union」2018年3月7日 東京都 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

THE SOLUTIONS

01. Sounds of the Universe
02. All That You Want
03. Love You Dear
04. Can't Wait
05. Sailor's Song
06. My War
07. Otherside
08. Love Again

Fire EX.

01. 基隆路
02. 残像モーション
03. 繼續向前行
04. Don't You Fight
05. 南國的風
06. 人生
07. 海上的人
08. 島嶼天光
09. 長途夜車

Supper Moment

01. 靈感床
02. 飛
03. 同一
04. 機械人
05. 不要死在崇拜裡
06. 一樣不一樣
07. 無盡
08. 説再見了口巴

MONOEYES

01. Free Throw
02. When I Was A King
03. Parking Lot
04. My Instant Song
05. Roxette
06. Get Up
07. 明日公園で
08. グラニート
09. Two Little Fishes
10. Run Run
11. Like We've Never Lost
12. Borders & Walls
13. 3,2,1 Go
<アンコール>
14. Somewhere On Fullerton

※説再見了口巴の「説」「口巴」は正式な漢字表記と異なる。

MONOEYES「Mexican Standoff Tour 2018」

2018年5月1日(火)千葉県 千葉LOOK
<出演者>
MONOEYES / アルカラ

2018年5月7日(月)北海道 Zepp Sapporo
<出演者>
MONOEYES / HAWAIIAN6

2018年5月13日(日)徳島県 club GRINDHOUSE
<出演者>
MONOEYES / G-FREAK FACTORY

2018年5月15日(火)愛媛県 WStudioRED
<出演者>
MONOEYES / TOTALFAT

2018年5月17日(木)大阪府 Zepp Osaka Bayside
<出演者>
MONOEYES / ASIAN KUNG-FU GENERATION

2018年5月18日(金)大阪府 Zepp Osaka Bayside
<出演者>
MONOEYES / HEY-SMITH

2018年5月21日(月)愛知県 Zepp Nagoya
<出演者>
MONOEYES / マキシマム ザ ホルモン

2018年5月22日(火)愛知県 Zepp Nagoya
<出演者>
MONOEYES / Dragon Ash

2018年5月28日(月)広島県 広島CLUB QUATTRO
<出演者>
MONOEYES / ROTTENGRAFFTY

2018年5月29日(火)鳥取県 米子 AZTiC laughs
<出演者>
MONOEYES / GOOD4NOTHING

2018年5月31日(木)福井県 福井CHOP
<出演者>
MONOEYES / GOOD4NOTHING

2018年6月6日(水)福岡県 BEAT STATION
<出演者>
MONOEYES / キュウソネコカミ

2018年6月7日(木)福岡県 BEAT STATION
<出演者>
MONOEYES / キュウソネコカミ

2018年6月9日(土)佐賀県 SAGA GEILS
<出演者>
MONOEYES / Xmas Eileen

2018年6月12日(火)熊本県 Django
<出演者>
MONOEYES / Xmas Eileen

2018年6月15日(金)宮城県 SENDAI GIGS
<出演者>
MONOEYES / androp

2018年6月19日(火)東京都 新木場STUDIO COAST
<出演者>
MONOEYES / MAN WITH A MISSION

2018年6月20日(水)東京都 新木場STUDIO COAST
<出演者>
MONOEYES / BRAHMAN

2018年6月26日(火)福島県 HIPSHOT JAPAN
<出演者>
MONOEYES / locofrank

2018年6月28日(木)北海道 KLUB COUNTER ACTION
<出演者>
MONOEYES / locofrank

2018年7月3日(火)宮城県 石巻BLUE RESISTANCE
<出演者>
MONOEYES / LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS

2018年7月5日(木)岩手県 KESEN ROCK FREAKS
<出演者>
MONOEYES / LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS

2018年7月6日(金)山形県 山形ミュージック昭和Session
<出演者>
MONOEYES / LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS

MONOEYES 「Dim The Lights Tour 2017 at Studio Coast」収録内容

Live

01. Free Throw
02. Reasons
03. My Instant Song
04. Roxette
05. Leaving Without Us
06. When I Was A King
07. Get Up
08. End Of The Story
09. Parking Lot
10. 明日公園で
11. Two Little Fishes
12. Carry Your Torch
13. Run Run
14. Like We've Never Lost
15. Borders & Walls
16. 3,2,1 Go
17. グラニート
18. ボストーク
19. Somewhere On Fullerton(ALLiSTERカバー)
20. Remember Me

Documentary

・First Day at Chiba LOOK
・Last Day at Okinawa Sakurazaka Central

Music Video

・Free Throw
・Two Little Fishes

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