マゾンナ、キャリア30年にして初のベスト盤

山崎マゾによるノイズユニット、マゾンナが活動30周年にして初のベストアルバム「アルケミー・マスターズ・コレクション ～ ザ・ベスト・オブ・マゾンナ」を本日9月20日にリリースした。

マイクをメインに最小限の機材を使用したノイジングと、身を削った派手なステージパフォーマンスで知られるマゾンナ。狭いライブハウス内を全力疾走し、ジャンプから着地した瞬間にエフェクターのスイッチを切り替えるという捨て身のアクションは、あまりの激しさゆえに機材の損傷と肉体へのダメージを伴い、結果的にワンマンライブでもわずか数分間で終了してしまう。しかしそのエネルギーの強大さは観る者に鮮烈な印象を与え、ベックやSonic Youthといった海外の大物アーティストにも多大な影響を与えている。

今回のベストアルバムには1990年代にリリースされた音源と、2016年と2017年に大阪・BEARSで録音されたライブ音源を収録。JOJO広重（非常階段）による解説も封入される。