場内が暗転すると、ラジオのチューニング音がスピーカーから流れライブの幕開けが告げられる。続けてメンバーが登場し1曲目に「RADIO SONG」をプレイした。気迫のこもったメンバーの熱演に呼応するようにフロアにはクラウドサーファーが続出し、オーディエンスは序盤から熱狂の様相を見せる。
KEN(Vo)が「名古屋、元気ですか? 元気過ぎますね。『Graffiti』ツアー最終日です。クリスマス、いいことあった? いいことなかったんだったらみんなでヤケクソでいきましょうか(笑)」と口にしたあとは、ライブで披露するのはひさしぶりの「BLACK TONGUE」へ。ファンは驚いた表情を浮かべながら、バンドの奏でる音に耳を傾けた。その後も、K.A.Z(G)の美しいアルペジオで始まるヘビーかつロマンチックな「FUTURE WOMB」、RIKIJI(B)が重く太いグルーヴでフロアを揺らす「GIRLIE BOY IMITATION #6」と続いた。
中盤にミディアムテンポの「CRAZY」や爽快な「BED OF ROSES」を挟み、終盤戦に突入すると一気に攻撃的なナンバーの連続に。「Sink The God」ではイントロが鳴った瞬間にフロアが熱狂状態となり、メンバーもオーディエンスを挑発するようなプレイを繰り広げた。
MCではKENが「2015年をこうやって皆さんと終われて本当に感謝してます」と挨拶し、K.A.Zは「いつもみんなに応援してもらって、たまにしかライブをやらないOBLIVION DUSTですけど、この短い時間に暴れて楽しんで2016年を迎えられることがとてもうれしいです。また来年、音源を出せるようにがんばりますので……。皆さんから曲、募集してます」と観客を笑わせる。K.A.Zの発言を受けてRIKIJIは「K.A.Zさんが来年期待していいって言うから、俺もスケジュール空けときます。がんばります。来年もよろしく」と語った。
そんなMCを経てツアーのラストナンバーとして届けられたのは「24 HOUR BUZZ '99」。RIKIJIのベースを口火に、KENの煽るような歌声とK.A.Zが奏でる豪快なギターリフが響き、ライブは激しい余韻を残して終幕した。
なお、OBLIVION DUSTは1月2日(土)よりDate fmにてレギュラーラジオ「OBLIVION DUSTのIn My Radio Field」をスタートさせる。
OBLIVION DUST「OBLIVION DUST LIVE TOUR 2015 "Live Graffiti"」
2015年12月28日 名古屋CLUB QUATTRO セットリスト
01. RADIO SONG
02. Microchipped
03. Never Ending
04. BLACK TONGUE
05. PLASTIC WINGS
06. FUTURE WOMB
07. GIRLIE BOY IMITATION #6
08. All I Need
09. CRAZY
10. DISAPPEAR
11. BED OF ROSES
12. Tune
13. Sail Away
14. Sink The God
15. DESIGNER FETUS
16. GOODBYE
17. Haze
18. 24 HOUR BUZZ '99
リンク
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思井トド丸(まる) @mar0921
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ネタじゃなくて本当に頼みます!!(笑)