[チャットモンチー] 今年2枚目のシングルは初の両A面

2007年5月3日 19:19 2 1 音楽ナタリー編集部

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今年初のシングル「女子たちに明日はない」も好調なチャットモンチーが、早くもニューシングル「とび魚のバタフライ / 世界が終わる夜に」を6月20日にリリースすることが決定した。

チャットモンチーとは？

2000年4月、橋本絵莉子を中心に徳島で結成。2002年3月、橋本の高校の同級生だった福岡晃子が、翌2004年4月に福岡の大学でサークルの先輩だった高橋久美子が加入し、以降はこの3人体制で地元徳島を中心に活動する。2005年11月、ミニアルバム「chatmonchy has come」でメジャーデビュー。2006年1月には初のフルアルバム「耳鳴り」をリリースした。2008年春、初の東京・日本武道館ワンマンライブを2日間にわたって開催。その後も精力的な活動を繰り広げるが、2011年9月の徳島でのライブを最後に高橋が脱退。その後は橋本と福岡の2人体制で活動を継続する。2012年2月には初のベストアルバム「チャットモンチー BEST ～2005-2011～」を、同年10月にはフルアルバム「変身」をリリース。2015年11月に日本武道館公演「チャットモンチーのすごい10周年 in 日本武道館!!!!」を開催した。2016年2月には地元徳島にて2DAYSイベント「チャットモンチーの徳島こなそんそんフェス2016～みな、おいでなしてよ！～」を行った。2017年11月に活動を完結させることを発表。2018年6月にラストアルバム「誕生」をリリースし、7月に最後のワンマンライブを日本武道館にて実施。7月21、22日に地元徳島で開催した「チャットモンチーの徳島こなそんそんフェス2018 ～みな、おいでなしてよ！～」をもって活動を完結させた。

「女子たちに明日はない」収録の「バスロマンス」はロッテ「母の日宣言篇07」のテレビCMソング。上戸彩、榮倉奈々、長澤まさみ、堀北真希など人気女優／タレントが多数出演するCMはロッテのサイトで視聴することが可能だ。

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2007年第2弾シングルとして登場するこの作品は彼女たちにとって初の両A面。福岡晃子作詞&橋本絵莉子作曲による「とび魚のバタフライ」は、チャットモンチーの新たな一面を感じさせるダイナミックなサマーソングに仕上がっている。

また「世界が終わる夜に」は初夏公開の映画「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の主題歌に起用されたヘヴィな1曲。原作を読んで書き下ろしたという福岡による鋭い歌詞が印象的で、こちらからも彼女たちの新しい顔を見出すことができる。

さらにカップリングには橋本作詞・作曲によるサイケなアコースティックナンバー「風」を収録。チャットモンチーのさまざまな面を同時に楽しむことができる作品として、多くのロックファンにアピールすることになるはずだ。

現在「女子たちに明日はない」収録の「バスロマンス」が、ロッテガーナミルクチョコレートのCMソングとしてオンエア中の彼女たち。続いて「女子たちに明日はない」が北海道のSTVラジオ「乙女ぷりぷり！＋2」5月度エンディングテーマに起用されることが決定した。ニューシングル含め、今後も彼女たちのナンバーを耳にする機会がますます増えることになりそうだ。