アイドルマスターシンデレラガールズ、すし詰めの噴水広場で美波＆蘭子リリイベ

昨日3月29日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 02＆03 発売記念イベント」が開催された。

これは現在テレビで放送されている「アイドルマスターシンデレラガールズ」の劇中に登場する2人組ユニット・LOVE LAIKAのシングル「Memories」と、ソロユニットRosenburg Engelの「-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律」がリリースされたことに伴って開催されたもの。当日はLOVE LAIKAの1人、新田美波役の声優・洲崎綾と、Rosenburg Engelこと神崎蘭子役の内田真礼、同じく劇中ユニットnew generationsの担当声優である大橋彩香、福原綾香、原紗友里が出演した。

この日の噴水広場にまず登場したのは、この日の主役である洲崎と内田。内田が「池袋に集いし隷属たちよ、闇に飲まれよ！」という蘭子のキメゼリフ風の挨拶で、地下1階のステージ前はもちろん、ステージを見下ろせる1～3階の吹き抜けバルコニーにまであふれかえったアイマスファン、通称“プロデューサー”の怒号のような歓声を巻き起こすと、彼女たちはMCの女性とともにレコーディングやアニメの思い出を和気あいあいと語り合う。

「-LEGNE-」はゴスロリキャラの蘭子が“中二病”全開の歌詞を高らかに歌い上げる1曲。内田がそのレコーディングの際、さらなる“中二”感を求められ大変だったと苦笑いを浮かべれば、洲崎は自身のキャラクター美波と、上坂すみれ演じるアナスタシアのユニット・LOVE LAIKAがアニメの中で初ステージを踏んだ場所が噴水広場だったことに言及。美波と同じ舞台に上がるに際し、かつてさる“プロデューサー”からプレゼントされたガラスの靴を眺めながら「洲崎ではなく美波としてがんばろうと思った」と、イベントと噴水広場に対する思い入れを語った。

その後、大橋、福原、原が合流したステージはさらににぎやかに。一昨年同所でイベントを行った3人が当時を振り返ったあとには、5人でそれぞれのユニットの顔ぶれについて語り合う。内田が、蘭子だけソロユニットで“ぼっち”だということをぼやいて噴水広場の笑いを誘うと、福原が「new generationsの一員でなければ蘭子と組みたい」とすかさずフォロー。これを皮切りにめいめい自分がユニットを組んでみたいキャラクターの名前を挙げるトークを繰り広げた。

そしてイベント後半戦はミニライブ3連発。スタンドマイクを前にした内田が袖口のフリルを振り乱しながらエモーショナルかつどこかコミカルに「-LEGNE-」を歌い上げて“プロデューサー”の割れんばかりのコールを煽れば、洲崎はソロバージョンとなる「Memories」をしっとりと歌い上げ、彼らの万雷の拍手を集めてみせる。

さらに大橋、福原、原がアニメのオープニング曲「Star!!」で噴水広場一帯を熱狂に包んだところでイベントは大団円。最後に登壇したアイドルマスタープロジェクトの石原章弘総合ディレクターが同名ソーシャルゲーム内でキャラクターの“総選挙”を実施すること、夏までにまた新たな発表があることをアナウンスしてイベントの幕は下ろされた。