新鋭オルタナロックCACKOOの“渇いた叫び”

オルタナティブロックバンド・CACKOO（カッコー）が12月3日にワンコインシングル「渇いた叫び」をタワーレコード限定でリリースする。

CACKOOはTetsu（Vo）、Masashige（Dr）、MH（B）、Muneharu（G）が今年結成したばかりのバンド。7月に6曲入りリミックスアルバム「Schwarzwald」でデビューを飾り、次なるアクションが今回のタワレコ限定シングルとなる。

CDには表題曲と「少年A」の2曲を収録。「渇いた叫び」ではグランジやガレージをベースに、ダンスミュージックの要素を融合させクールな世界観を築いている。ビデオクリップはMAN WITH A MISSION「distance」やthe telephones「Yeah Yeah Yeah」、the pillows「エネルギヤ」などを手がけた小嶋貴之が担当し、CGを駆使したスペイシーな映像がドラムンベースのビートと相まって高揚感をもたらす作品に仕上がっている。

※動画は現在非公開です。

もう1曲の「少年A」は、中原中也の詩「汚れちまった悲しみに」にオマージュを捧げ、「四畳半フォークを四畳半デジタルに」というコンセプトのもと制作されたナンバー。バンドの持つ独特のアートセンスが表れた楽曲と言える。

また、彼らは12月10日に東京・WWWで初の主催イベント「TABOO#1」を開催する。このイベントには、JAWEYE、ENDER、white white sisters、GARI、WING WORKS、HEAD PHONES PRESIDENT、そしてCACKOOの7バンドの出演が決定しており、今後追加アーティストも発表される。