黒沢清は香川照之の瞳に戦慄…「災 劇場版」を宇多丸、川村元気、背筋、野水伊織らが語る

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香川照之が主演を務めたサイコサスペンス「災 劇場版」のアナザービジュアルが公開。本作を鑑賞した黒沢清宇多丸RHYMESTER)、川村元気ら著名人のコメントや「霧尾ファンクラブ」などで知られるマンガ家・地球のお魚ぽんちゃんのイラストも到着した。

「災 劇場版」アナザービジュアル。香川照之演じる“ある男”が割れた鏡をのぞき込む様子がデザインされた

「災 劇場版」アナザービジュアル。香川照之演じる“ある男”が割れた鏡をのぞき込む様子がデザインされた [高画質で見る]

監督集団「5月」の関友太郎平瀬謙太朗が監督・脚本・編集を担った本作は、2025年4月にWOWOWで放送・配信された「連続ドラマW 災(さい)」を大胆に再構築し、ドラマ版とは異なる恐怖の形を描いた作品。葛藤を抱えながら生きる罪なき6人の日常に、香川演じる“男”がいつの間にか紛れ込んでいく。“男”は姿、口調、性格や所作まで変えた別人となって彼らの前に現れるが、その異質さに気付く者はいない。やがて6人の人生に“災い”が降りかかる。

「霧尾ファンクラブ」などで知られるマンガ家・地球のお魚ぽんちゃんが手がけた「災 劇場版」のイラスト。水面に浮かぶ死体とその光景をのぞき込む“ある男”の横顔が描かれている

「霧尾ファンクラブ」などで知られるマンガ家・地球のお魚ぽんちゃんが手がけた「災 劇場版」のイラスト。水面に浮かぶ死体とその光景をのぞき込む“ある男”の横顔が描かれている [高画質で見る]

黒沢は「じっとこちらを見つめる香川照之の瞳に戦慄した。あれはもう人間のものではない」、宇多丸は「人間的な物語を無情に切断する、あくまで単に即物的な『死』……その真に恐ろしい構造のみを冷徹に抽出してみせた、画期的スリラー!」と述べ、川村は「観る者の脳を揺らし続ける、圧巻のエンタテインメント」とたたえた。

「災 劇場版」より、香川照之演じる“男”。彼は姿、口調、性格、所作を変えて、葛藤を抱えながら生きる罪なき6人の日常に紛れ込む

「災 劇場版」より、香川照之演じる“男”。彼は姿、口調、性格、所作を変えて、葛藤を抱えながら生きる罪なき6人の日常に紛れ込む [高画質で見る]

また作家の背筋は「ある男によって、唐突に、理不尽に、残酷に断ち切られる人生。彼らの不幸に、どうか理由がありますように」、“映画感想屋声優”の野水伊織は「香川照之氏の“今”を符号させたような男の笑みが、目を閉じても未だ見える」、“人喰いツイッタラー”の人間食べ食べカエルは「死の運命という言葉すら生温い、決して避けようのない究極の理不尽。骨の髄まで恐怖に塗り潰された」とコメント。さらにwebムー編集長の望月哲史は「人の形をした災厄と因果の果てに出会うのなら、そんな自己責任論には耐えられない」、ライター / 編集者の門間雄介は「監督集団5月という、映画史において他に類のない制作スタイルの、急速な進化を観ることができる」と語った。著名人のコメント全文は後述している。

「災 劇場版」は、2月20日より東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国でロードショー。中村アン竹原ピストル宮近海斗Travis Japan)、中島セナ松田龍平内田慈藤原季節じろうシソンヌ)、坂井真紀安達祐実井之脇海もキャストに名を連ねた。

黒沢清(映画監督)コメント

じっとこちらを見つめる香川照之の瞳に戦慄した。
あれはもう人間のものではない。
真っ黒なその先に多分、地獄があるのだろう。

宇多丸(RHYMESTER)コメント

人間的な物語を無情に切断する、あくまで単に即物的な「死」……
その真に恐ろしい構造のみを冷徹に抽出してみせた、画期的スリラー!
何より「5月」の才気に、震えます。

川村元気(映画「8番出口」監督)コメント

「災い」に人のカタチを纏わせ、主人公とする。
斬新すぎる発想から生まれた、真新しい映画。
観る者の脳を揺らし続ける、圧巻のエンタテインメント。

背筋(作家)コメント

ある男によって、唐突に、理不尽に、残酷に断ち切られる人生。
彼らの不幸に、どうか理由がありますように。
そう願わずにはいられませんでした。

野水伊織(映画感想屋声優)コメント

死という災いは、理不尽で平等で前触れもなくやってくる。
それはもしかしたら、冷酷な人間の姿をしているのかもしれない。
香川照之氏の“今”を符号させたような男の笑みが、目を閉じても未だ見える。

人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)コメント

積み上げてきた人生が、命が、
ふとした瞬間に一瞬で無くなる様を背筋が凍るほど冷徹に映し出す。
死の運命という言葉すら生温い、決して避けようのない究極の理不尽。
骨の髄まで恐怖に塗り潰された。

望月哲史(webムー編集長)コメント

人の形をした災厄と因果の果てに出会うのなら、そんな自己責任論には耐えられない。
悪神の差配の前に、人は平等に無力と知る、その理不尽さが唯一の救済だ。
祈りすら無駄である。恨むな。あきらめろ。

門間雄介(ライター / 編集者)コメント

監督集団5月という、映画史において他に類のない制作スタイルの、急速な進化を観ることができる。
早熟と呼ぶべきか、その洗練と風格は作品そのものと同じくらい、不可解で怖い。

「災 劇場版」本予告

映画作品情報
映画「災 劇場版」公式サイト

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©︎WOWOW

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読者の反応

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ポリマグ @osarucream

うわ、主演で復帰か。歌舞伎界には大甘だね
せっかくミスターがコメント寄せてるが(二度もいっしょに仕事してるし仕方ないか)観ないよ https://t.co/Unz1rZsmD6

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