日本と台湾の国際共同製作映画となる本作では、絵画を学ぶため台湾に留学した大樹と、彼と出会う台湾原住民アーティスト・ニッカーの20年が描かれる。物語の舞台となるのは鹿児島県の鹿児島市や日置市、三島村の硫黄島。さらに台湾の台北、基隆、宜蘭、屏東でもロケを行う。
大樹を演じるのは「義母と娘のブルース」や大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」などで知られる井之脇。ニッカーに映画「鬼才の道」「96分」のイレブン・ヤオが扮し、ドキュメンタリー映画「緑の牢獄」の
井之脇は「脚本を読んで、大樹の感情が自分の感情とどこか重なっていく感覚があり、この人の人生は僕が演じたいと強く思いました」と語り、「とはいえ、約20年の歳月を演じているので、変わっていく心の奥を追い続けることは、正直とてもタフな撮影です。ですが、日々、新しい発見があり、役と一緒に自分の心も年齢を重ねているような感覚があります」と伝えた。
またイレブン・ヤオは「初めて脚本を読んだとき、登場人物の生活背景から、アーティストとしての心の歩み、そして芸術分野における構造的な問題に至るまで、息が詰まるような物語だと感じました」と述べ、「日本の撮影チームとの仕事は今回が二度目ですが、今回は多くの台湾の仲間たちと共に作品を作り上げた点が、これまで以上に特別でした」とコメント。黄インイクは「日本と台湾の優れたキャスト・スタッフと共に、この映画を完成させたいと考えています」と意気込んだ。3人のコメント全文は下記の通り。
井之脇海 コメント
脚本を読んで、大樹の感情が自分の感情とどこか重なっていく感覚があり、この人の人生は僕が演じたいと強く思いました。
とはいえ、約20年の歳月を演じているので、変わっていく心の奥を追い続けることは、正直とてもタフな撮影です。ですが、日々、新しい発見があり、役と一緒に自分の心も年齢を重ねているような感覚があります。
台湾での撮影は、人の距離の近さや、湿度の高い空気にも助けられ、自然と大樹として迷い込む日々でした。撮影が日本へと移った今、土地や言葉が変わる中で、大樹の心の居場所も少しずつ変化しているのを感じています。
大樹が、迷いながら、成長しながら、描く線の先に何があるのかを、探し続けていきたいと思います。
イレブン・ヤオ(姚以緹)コメント
初めて脚本を読んだとき、登場人物の生活背景から、アーティストとしての心の歩み、そして芸術分野における構造的な問題に至るまで、息が詰まるような物語だと感じました。撮影初週には、アーティストとして生きる二人の主人公が抱える、言葉では言い尽くせない孤独を、より深く実感することになりました。
日本の撮影チームとの仕事は今回が二度目ですが、今回は多くの台湾の仲間たちと共に作品を作り上げた点が、これまで以上に特別でした。このような映画のジャンルにおいて、スタッフ全員がまるで登場人物のように、常に共同創作をしている感覚があり、撮影現場の雰囲気はとても温かいものでした。さらに、互いの文化交流が加わることで、本作はきっとひと味違った魅力を持つ作品になると信じています。
黄インイク コメント
三年ほど前、初めて薩摩硫黄島の仮面神祭りで「メンドン」を見学したことをきっかけに、この企画の構想を温め始めました。
海を通じて島々が結ばれている文化、そしてその海流のうねりに翻弄される二人の主人公の人生。島で出会い、再び交わり、時が流れていく──。
二十年という時間軸の中で、国境を越えるスケールの物語として企画を固めてきました。
日本と台湾の優れたキャスト・スタッフと共に、この映画を完成させたいと考えています。
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井之脇海×イレブン・ヤオが20年の物語紡ぐ、日本・台湾共同製作映画「燃え上がる島」でW主演
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