映画「
第38回東京国際映画祭のガラセレクション部門に正式出品された本作。コロナ禍でロックダウンされた小さな町エディントンの選挙戦が、全米を巻き込む大事件へと発展していくさまが描かれる。暴力、陰謀論、SNSの暴走がすべてを焼き尽くす“炎上スリラー”だ。キャストにはホアキン・フェニックス、ペドロ・パスカル、エマ・ストーン、オースティン・バトラーらが名を連ねた。
「ミッドサマー」や「ボーはおそれている」に続き、アメリカの独立系映画配給・製作会社A24とタッグを組んだアスター。来日は「ボーはおそれている」以来約2年ぶり3度目で、東京国際映画祭への参加は初となる。アスターは「この映画は毎回観客の反応が違う。皆さんはどうご覧になったかな? 楽しんでもらえたらと願っています」と歓声に応える。
アスターのファンである河合は「エディントンへようこそ」を鑑賞して、「これまでの作品とはモチーフの捉え方や印象が違っていて、より現代の世界とダイレクトに向き合ったような作品。その目線にすごく共感しながら観ていました」と感想を述べる。アスターは「確かにそういう一面のある映画。より現実的な世界を描いている」と続けた。
MCからアスター作品の魅力について問われた河合は「相反する2つの感情のようなものが、同時に自分の中に湧き上がってくる感じが好き。今作もそうですが、キャラクターがすごく魅力的。それは何かを演じることを仕事としている私にとって、心がくすぶられる体験になっています」と明かす。その言葉にアスターはにっこりとしていた。
また「日本で映画を撮る機会があったら?」という質問に、アスターは「『
「エディントンへようこそ」は、12月12日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
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🐦なげき🐦10/7なげき生誕 @nagekinoumi
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