映画「
背筋の同名小説を「サユリ」の白石晃士が映画化した本作は、過去の未解決事件や怪現象を追っていたオカルト雑誌の編集者が行方不明になることから物語が展開していく。彼が消息を絶つ直前まで調べていたのは、幼女失踪、中学生の集団ヒステリー事件、都市伝説、心霊スポットでの動画配信騒動といった過去の未解決事件や怪現象の数々だった。同僚の編集者・小沢悠生は、オカルトライター・瀬野千紘とともに失踪事件を調査していくうち、そのすべてが“近畿地方のある場所”で起きていたことを知る。菅野が千紘、赤楚が小沢に扮した。
本イベントは、近畿地方でも開催され人気を博した謎解きプレミアの第2弾。公式サイトおよびSNSにて公開された“謎の資料”をもとに、集合場所となる“東京のある場所”を導き出したファンの中から、抽選で選ばれた人のみが体験できるというものだ。44人の参加者たちは目隠しをした状態でバスに乗り、道中では謎の車内アナウンスや行方不明の少女の登場、劇中に登場する謎の呼びかけ「おーい……」が響くといった恐怖体験をしながら、終着点である“東京のある場所”の映画館へとやって来た。目隠しを外した参加者たちは、客席中央に座っている菅野と赤楚の存在に驚きの表情を浮かべる。
参加者たちと同様にミステリー・バスツアーの事前体験をした2人。菅野は「バスツアーはもう怖すぎワロタっていう感じで(笑)。何が起こるかわからないからずっと身構えていて……。においの演出もすごかった。映画の世界観を膨らませたイベントで、怖すぎて笑っちゃうくらいでした。映画に続く楽しみとして、皆さんの思い出に残ったらいいな」と述懐する。
赤楚は「バスツアー怖かったですよね。たぶん怖すぎて疲れたと思います。(この舞台挨拶で)つかの間の一瞬を楽しんでから、また本編で“怖疲れ”をしてください」と観客にメッセージを送る。バスツアーについては「めちゃくちゃ怖かった。視界が遮られているので、何が起こるかわからない気持ち悪さがへばり付いている感じ」と振り返った。
最後に菅野は「パズルがはまっていく爽快感がある。怖いけどどんどん画面に引き込まれていく。監督の言葉をお借りするなら、“良質なトラウマを”皆さんお楽しみください」と本作の魅力を語り、赤楚は「“場所ミステリー”ではありますが、いろんな怖さのジャンルが詰まっています。アトラクションに乗るような感覚で楽しんでいただけたら」とアピールした。
「近畿地方のある場所について」は、8月8日より全国でロードショー。
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しんのすけ | 映画感想TikToker @S_hand_S
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