本作は、過去の未解決事件や怪現象を追っていたオカルト雑誌の編集者が行方不明になることから物語が展開していくホラー。同僚の編集者・小沢悠生は、オカルトライターの瀬野千紘とともに失踪事件を調査していくうち、行方不明者が集めていた情報の出来事すべてが“近畿地方のある場所”で起きていたことを知る。菅野が“ある場所”へと導かれていく千紘、赤楚が“ある場所”の謎に魅せられていく小沢に扮した。
主題歌の一部音源が使用された本予告には、“ある場所”へと誘われていく千紘と小沢の様子などが収められた。椎名は、今回の発表に際し「ホラーは私の十八番です。こんなに恐ろしい原作の映画化に際し、主題歌をご注文いただき感激しきりです」と述べる。菅野は「椎名さんに主題歌をお引き受けいただけたことで、映画の世界観を最後のエンドロールまで締めて頂ける安心感を抱きました」、赤楚は「余韻に浸れるエンドロールになると非常に楽しみです」とコメントした。
背筋の小説を「サユリ」の
映画「近畿地方のある場所について」本予告
椎名林檎 コメント
菅野美穂 コメント
椎名さんに主題歌をお引き受けいただけたことで、映画の世界観を最後のエンドロールまで締めて頂ける安心感を抱きました。
そして、私が演じた千紘というキャラクターの心情にとことん寄り添って作ってくださった曲で、椎名さんらしさもありながら、私たちにすごく寄り添って頂き、感謝しかありません。
赤楚衛二 コメント
主題歌が椎名さんとお聞きして、僕の中ではホラーのイメージがなかったので驚きました。映画の世界観と通じる、菅野さん演じる千紘さんの想いが1つのテーマとしてあり、そこに椎名さんの世界観がマッチした曲になっているので、余韻に浸れるエンドロールになると非常に楽しみです。
白石晃士 コメント
私の監督作に、まさか椎名林檎さんによるこんな素晴らしい主題歌が流れるなんて! 光栄で、嬉しくて、身震いしながら曲を聴かせていただきました。物悲しさの中からやがて力強い美しさが立ち昇るこの曲からは、まるで映画のもう一つの世界が見えてくるようで、ただただ沁みます。是非とも皆さんに、映画体験として劇場で浴びていただけたら幸いです。どうぞ、どうぞお楽しみに!
櫛山慶(プロデューサー)コメント
かねてより、日常とタブーの狭間を艶やかに描く椎名林檎さんの表現力に魅了されてきました。本作は、近畿に潜む“触れてはならない場所”をめぐる物語。椎名さんの声と言葉こそ、この世界観に響くと確信しオファーいたしました。映画本編と脚本を丹念に読み込み、生み出してくださった主題歌には、物語の「想い」が余すことなく封じ込められています。エンドロールが動き出す瞬間、観客の背筋を再び震わせる、その最後の一押しを、椎名林檎さんの歌に託しました。ぜひ劇場で体感してください。
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tAk @mifu75
菅野美穂×赤楚衛二「近畿地方のある場所について」新予告、椎名林檎が主題歌書き下ろし(コメントあり) https://t.co/zp4c9PirNQ