第96回アカデミー賞で「
ヨルゴス・ランティモスが監督を務めた本作は、アラスター・グレイのゴシック小説を映像化したファンタジー。自ら命を絶った若き女性ベラが、天才外科医ゴッドウィン・バクスターの手によって奇跡的に蘇生し、「世界を自分の目で見たい」という強い好奇心に導かれ壮大な冒険の旅へ出る。ストーンがベラを演じた。
15歳のときに母親とアメリカ・アリゾナ州からカリフォルニア州ロサンゼルスに移住し、2007年の「スーパーバッド」で映画デビューを果たしたストーン。その後「アメイジング・スパイダーマン」シリーズや、第87回アカデミー賞で助演女優賞にノミネートされた「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」、第89回アカデミー賞で主演女優賞を獲得した「ラ・ラ・ランド」などで注目を浴びる。主演作「クルエラ」や、U-NEXTで配信中のドラマシリーズ「THE CURSE/ザ・カース」ではエグゼクティブプロデューサーも務めた。
主演・プロデューサーを担った「哀れなるものたち」では、第81回ゴールデングローブ賞(コメディ・ミュージカル部門)の主演女優賞を獲得。アカデミー賞での同賞受賞は、「ラ・ラ・ランド」以来2度目となる。
計11部門でノミネートされ、これまでにメイクアップ&ヘアスタイリング賞、美術賞、衣装デザイン賞での受賞が発表されている「哀れなるものたち」は全国で公開中。映画ナタリーでは引き続きアカデミー賞の受賞結果を速報でレポートする。
※「哀れなるものたち」はR18+指定作品
第96回アカデミー賞 主演女優賞
アネット・ベニング「ナイアド ~その決意は海を越える~」
リリー・グラッドストーン「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
ザンドラ・ヒュラー「落下の解剖学」
キャリー・マリガン「マエストロ:その音楽と愛と」
★エマ・ストーン「哀れなるものたち」
※★印が受賞者
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