本日2月13日に公開を迎えた映画「
アートポスターは、「籠の中の乙女」以降すべてのランティモス作品のポスターを手がけてきたデザイナー・Vasilis Marmatakisが制作した。ミシェルの顔を埋め尽くすミツバチの羽の上をテディが自転車で走るデザインや、月の満ち欠けと鎖の円環など、ポスターに込められた意味は本編を観て確かめてほしい。
本作の日本版ポスターを担当した
60秒映画講座では、ランティモスが1950年代に開発されたビスタビジョンを使った撮影の裏話を解説。通常の35mmフィルムはフィルムを縦にして撮影するが、ビスタビジョンでは横向きにして撮影する。そうすることによってフィルムに記録できる情報量が増え、より鮮明な映像が生まれるという。
ランティモスは「ビスタビジョンのおかげでスチール写真のような質感で撮れた。登場人物たちを独特な風格で描けたんだ」とその魅力を語り、「使える場面ではコダックの50Dフィルムを使ったから、色・解像度・鮮やかさの点で一段とリッチな絵を撮れた。共有体験としての映画鑑賞がまったく別物になる」とこだわりを明かした。
GEEKS RULEとのコラボキャンペーンでは、オリジナルのTシャツをプレゼント。Tシャツの前面には原題のロゴ、背面には物語の鍵となるミツバチの描き下ろしイラストが配置されたデザインとなる。キャンペーンは本日2月13日開始。詳細は映画の公式Xで確認してほしい。
2003年の韓国映画「地球を守れ!」をリメイクした「ブゴニア」は全国で公開中。
映画「ブゴニア」ヨルゴス・ランティモスが語る<60秒映画講座>
大島依提亜 コメント
いつか日本版で関わることを夢見ていたヨルゴス・ランティモス監督作品。ついに念願かなって、この「ブゴニア」で担当することになり、感無量です。
もちろん監督の作品そのものに強く魅了されてきましたが、一デザイナーとして、「籠の中の乙女」以降すべての作品のポスターデザインを手がけてきたVasilis Marmatakisさんの存在も、自分の中ではかなり大きいと感じています。
映画が制作されるたびに、我々の度肝を抜く奇想と物語で常に新たな領域を切り拓いてきたランティモス作品ですが、Marmatakisさんのポスターもまた同等のインパクトをもって発信され続けていることは、驚嘆に値します。
そして最も驚くべきなのは、映画とデザインというそれぞれ異なるメディアにおいて別種の「新しさ」を更新し続けながら、互いが常に共鳴し合っている点です。
この「ブゴニア」のために制作されたMarmatakisさんによる新たな6点のポスター。ぜひ映画をご覧いただき、その共鳴具合を確かめてください。
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