ロウ・イエ監督作「サタデー・フィクション」日本公開日が決定、特報も解禁

ロウ・イエ監督作「サタデー・フィクション」の日本公開日が11月3日に決定した。

太平洋戦争開戦前夜の中国・上海を舞台とする本作。世界各国の諜報員が暗躍していた時代、人気女優とスパイの2つの顔を持つ主人公ユー・ジンを主軸に、実在する上海の劇場・蘭心劇場で巻き起こる愛と謀略の物語をモノクロで描き出す。

ユー・ジン役に実写映画「ムーラン」などで知られるコン・リー、日本軍の暗号通信の専門家・古谷三郎役にオダギリジョーが扮したほか、マーク・チャオ、パスカル・グレゴリー、トム・ヴラシア、ホアン・シャリー、中島歩、ワン・チュアンジュン、チャン・ソンウェンが出演した。YouTubeでは特報が公開中だ。

「サタデー・フィクション」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国でロードショー。なお本作は、当初2020年秋の公開を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、中国での公開が未定に。これに伴い、日本公開も未定となっていた。

「サタデー・フィクション」特報