ロウ・イエの特集上映が1週間限定開催、「天安門、恋人たち」は35mmプリントで上映

中国の映画監督ロウ・イエの新作「サタデー・フィクション」の公開を記念した特集上映が、10月27日から11月2日まで東京・新宿武蔵野館で実施される。

太平洋戦争開戦直前の中国・上海を舞台にした「サタデー・フィクション」は、人気女優とスパイの2つの顔を持つ主人公ユー・ジンを主軸とした物語。実在する上海の劇場・蘭心劇場で巻き起こる愛と謀略がモノクロで描かれる。ユー・ジンをコン・リー、日本軍の暗号通信の専門家・古谷三郎をオダギリジョーが演じた。

今回の特集上映では、「ふたりの人魚」や「シャドウプレイ【完全版】」といった7本がラインナップに並んだ。「天安門、恋人たち」は35mmプリントでの上映となる。詳細は劇場ページで確認を。また過去のインタビューや全11作品のレビューを掲載した書籍「作家主義 ロウ・イエ」が、10月27日よりAmazonほか一部書店にて販売される。

「サタデー・フィクション」は11月3日より、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国でロードショー。

新宿武蔵野館 ロウ・イエ監督特集上映

2023年10月27日（金）～11月2日（木）東京都 新宿武蔵野館
＜上映作品＞
「ふたりの人魚」
「天安門、恋人たち」※35mmプリント上映
「スプリング・フィーバー」
「パリ、ただよう花」
「二重生活（2012年）」
「ブラインド・マッサージ」
「シャドウプレイ【完全版】」

映画「サタデー・フィクション」予告編