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なお特集上映「没後20年 作家主義 相米慎二」の凱旋企画として、9月11日に東京・ユーロスペースで「台風クラブ」の上映がスタート。また全国でも、9月から順次「没後20年 作家主義 相米慎二」が開催される。
永瀬正敏による「あとがきにかえて」抜粋コメント
僕と相米のオヤジ(僕はいつの頃からか彼をオヤジと呼んでいたので、以下その呼称で続ける)の関係性は、映画監督と一俳優というものをはるかに超えていて、本当の血縁関係における父と息子のようなものだった(と勝手に思っている)。だから、息子側としては同性の親にまつわるこっぱずかしさが常にあり、会うと八割は不真面目な言葉を投げあった。ただ、ふとした瞬間にオヤジから出てくる重い言葉が会話の一割、二割あり、結局それが今でもずっと僕の心の中に重く残っている。彼の残したエッセイと一緒。どうでもいいことを書き連ねているんだけど、ラストの締めの一文にオヤジの強い感情が凝縮されていて、その情景が強く浮かんでくる。
映画ナタリー @eiga_natalie
相米慎二のエッセイまとめた書籍「最低な日々」命日に発売、あとがきは永瀬正敏
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