Web番組「活弁シネマ倶楽部」の100回記念特番がYouTubeで配信され、
番組には「葬式の名人」の
「海辺の映画館―キネマの玉手箱」について、長久は「大林さんの頭からお尻までの、今までのフィルモグラフィの全部入りみたいな。キャストもそうだし、物語と時代性にどうアプローチするかと、時代はさておきスクリーンを見ている人にどうアプローチするのかというものの込め方の集大成になっている。鳥肌が立ちましたね」と感嘆。一方で樋口は「大林さんは、生まれて映画を作り出してから、亡くなるまで映画を作り続けていた。1個の作品というものを超越して、ずっと映画を作ってきて最後は神がこのへんにしてくださいって(笑)」と、“集大成”という言葉は大林監督にはそぐわないと尊敬を込めて述べている。
大林が20年ぶりに広島・尾道で撮影した「海辺の映画館―キネマの玉手箱」は、原子爆弾投下前夜の広島にタイムリープした3人の若者の姿を追う物語。厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦、吉田玲、成海璃子、山崎紘菜、常盤貴子がキャストに名を連ねた。東京・TOHO シネマズ シャンテほか全国で上映中だ。
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