永瀬廉主演「弱虫ペダル」総北メンバー役に坂東龍汰や竜星涼、井上瑞稀も参加

永瀬廉（King & Prince）が主演を務める「弱虫ペダル」の新たなキャストが解禁された。

運動が苦手でアニメ好きな主人公・小野田坂道が、総北高校の自転車競技部に入部して仲間のために限界や壁を越え、レースに勝利しようと努力を重ねるさまを描く本作。坂道のよきライバル・今泉俊輔に伊藤健太郎、自転車競技部のマネージャー・寒咲幹に橋本環奈が扮する。

今回参加がアナウンスされたのは6名。関西出身の“浪速のスピードマン”こと鳴子章吉役の坂東龍汰は「熱くて真っ直ぐなキャラクターを演じさせていただけたこと、青春を素敵なキャストの方々と一緒に作り上げられたこと感謝でいっぱいです」と、自転車競技部の主将・金城真護役の竜星涼は「まだ寒い中、チーム総北は薄着で必死に走りました。いつのまにか私も初ロードレーサーから本物の選手へと変わり、絶対に諦めない男へと変貌していました」と思いを語る。

そして“ダンシング（立ち漕ぎ）”が特徴の巻島裕介を演じた柳俊太郎は「ミステリアスかつ秘めた熱い部分だったりを皆さんにお見せできたらと思い現場にのぞみました」と回想し、“肉弾列車”と呼ばれる走りを得意とする田所迅役の菅原健は「暴走の肉弾頭によるド迫力の走りは映画でも健在です！」とアピール。補欠ながら坂道やチーム総北を支える1年生・杉元照文役の井上瑞稀（HiHi Jets / ジャニーズJr.）は「キャストの皆さんとのコミュニケーションを取る時間が本当の部活みたいで楽しかったです！」と充実した撮影を振り返った。さらに映画オリジナルキャラクターとして、幹の父・幸司役で皆川猿時が出演。「おじさんも若者たちの邪魔にならない程度にキラキラしてみました」と茶目っ気たっぷりに語った。

なお永瀬は、撮影前から共演者たちと自転車練習や体作りを始め、撮影中も時間を見付けては集団走行をしていたそう。彼は「皆で仲良く撮影を乗り切れてよかったです。寒い中過酷な撮影を通して本当のチームのような絆が生まれました！」とコメントし、「後悔は総北メンバーのクランクアップの日に立ち会えなかったことですが、また集まれる日を心から楽しみにしています！」と続けた。

渡辺航による同名マンガを「旅猫リポート」の三木康一郎が実写映画化する「弱虫ペダル」は7月上旬完成予定。8月14日に全国で公開される。

※柳俊太郎の柳は木へんに夘が正式表記