新藤兼人賞2019、金賞はドキュメンタリー「東京干潟」「蟹の惑星」の村上浩康へ

5

362

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 66 88
  • 208 シェア

2019年度「新藤兼人賞」の受賞者が発表され、金賞がドキュメンタリー「東京干潟」「蟹の惑星」の監督・村上浩康に決定した。

「東京干潟」「蟹の惑星」ポスタービジュアル (c)TOKYO HIGATA PROJECT

「東京干潟」「蟹の惑星」ポスタービジュアル (c)TOKYO HIGATA PROJECT

大きなサイズで見る(全3件)

1996年に設立された「新藤兼人賞」は、「この監督と組んで仕事をしてみたい」「今後この監督に映画を作らせてみたい」というプロデューサーたちの観点から、将来性のある新人監督を選出する映画賞。多摩川河口の干潟を舞台にした連作ドキュメンタリーである「東京干潟」「蟹の惑星」では、小屋に10年以上住みシジミを獲るホームレスの老人と、15年にわたってカニの観察を続ける吉田唯義氏に迫った。

「メランコリック」ポスタービジュアル

「メランコリック」ポスタービジュアル[拡大]

また銀賞には、深夜に“人を殺す場所”として貸し出される銭湯を舞台にした「メランコリック」の監督・田中征爾が選出。優秀な作品のプロデューサーや企画者をたたえるプロデューサー賞は「新聞記者」の河村光庸に贈られる。

2019年度「新藤兼人賞」の授賞式は、12月6日に東京・如水会館で実施予定。

2019年度「新藤兼人賞」

金賞

「東京干潟」「蟹の惑星」村上浩康

銀賞

「メランコリック」田中征爾

プロデューサー賞

「新聞記者」河村光庸

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全3件)

読者の反応

  • 5

シナリオ・センター公式ツイッター/2024年は創立54年目 @Scenario_Center

2019年度「新藤兼人賞」の受賞者が発表。金賞はドキュメンタリー『東京干潟』『蟹の惑星』の村上浩康監督に。プロデューサー賞は『新聞記者』の河村光庸さんに。
https://t.co/DPjFJNbV5O

コメントを読む(5件)

リンク

関連商品

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 東京干潟 / 蟹の惑星 / メランコリック / 新聞記者 / 村上浩康 / 田中征爾 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。