2019年度「新藤兼人賞」の受賞者が発表され、金賞がドキュメンタリー「
1996年に設立された「新藤兼人賞」は、「この監督と組んで仕事をしてみたい」「今後この監督に映画を作らせてみたい」というプロデューサーたちの観点から、将来性のある新人監督を選出する映画賞。多摩川河口の干潟を舞台にした連作ドキュメンタリーである「東京干潟」「蟹の惑星」では、小屋に10年以上住みシジミを獲るホームレスの老人と、15年にわたってカニの観察を続ける吉田唯義氏に迫った。
また銀賞には、深夜に“人を殺す場所”として貸し出される銭湯を舞台にした「
2019年度「新藤兼人賞」の授賞式は、12月6日に東京・如水会館で実施予定。
2019年度「新藤兼人賞」
金賞
「東京干潟」「蟹の惑星」村上浩康
銀賞
「メランコリック」田中征爾
プロデューサー賞
「新聞記者」河村光庸
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2019年度「新藤兼人賞」の受賞者が発表。金賞はドキュメンタリー『東京干潟』『蟹の惑星』の村上浩康監督に。プロデューサー賞は『新聞記者』の河村光庸さんに。
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