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1969年の米ロサンゼルスを舞台に、落ち目のテレビ俳優リック・ダルトンとそのスタントマンで親友のクリフ・ブースの姿を描いた本作。ディカプリオがリック、ブラッド・ピットがクリフを演じ、マーゴット・ロビーがロマン・ポランスキーの妻であり女優のシャロン・テイトに扮した。
会場には抽選で選ばれた幸運なファン約550人が集結。「レザボア・ドッグス」や「パルプ・フィクション」「キル・ビル」などの登場人物に扮した観客も多く見られ、レッドカーペットにディカプリオとタランティーノが降り立つと割れんばかりの歓声が起こる。2人はサインや写真撮影などのリクエストに応えながらステージへと進んだ。
タランティーノは「どうもありがとう!」と日本語でファンに感謝を伝え、「日本に戻って来られてタラちゃんはベリーハッピーだよ!」と喜びをあらわにする。そして「ちっちゃなタラちゃんもこれから生まれる予定なんだ」と妻ダニエラ・ピックが第1子を妊娠したことにも触れると、観客は声をそろえて「おめでとうー!」とタランティーノを祝福した。
「レヴェナント:蘇えりし者」以来3年5カ月ぶりの来日となるディカプリオは「もう20年以上日本に来続けているよ。その中でも今日のファンは最高だね!」と挨拶。ディカプリオとピットについて、タランティーノは「2人の共演シーンを最初に撮ったとき、まるで映画館にいるような感覚を覚えたよ。映画的なマジックが起きた瞬間だった」と述懐した。
最後にディカプリオは「この映画で一番よかったのはクエンティン・タランティーノと仕事ができて、リックについて話し合いをできたこと。これから僕は何もできないから、皆さんに作品を託します。気に入ってくれることを祈っているよ。セラヴィ!」とコメント。タランティーノも「映画観てねー!」と日本語で呼びかけ、観客の声に手を振ったりピースサインで応えながら会場をあとにした。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は8月30日より全国でロードショー。
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- 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」公式サイト
- 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」予告2
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