「虹色デイズ」佐野玲於、現場での苦労は「何回やっても稲中の井沢になっちゃう」

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虹色デイズ」のトークイベントが本日7月30日に東京・丸の内ピカデリーにて開催され、キャストの佐野玲於GENERATIONS from EXILE TRIBE)、監督の飯塚健が登壇。サプライズゲストの坂東希E-girlsFlower)も駆け付けた。

左から飯塚健、佐野玲於、坂東希。

左から飯塚健、佐野玲於、坂東希。

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佐野玲於

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水野美波による少女マンガをもとにした本作は、佐野演じるなっちゃん、中川大志演じるまっつん、高杉真宙演じるつよぽん、横浜流星演じる恵ちゃんの友情と恋を描く青春ストーリー。

引いた紙が当たりではなかったため「あー……」と残念がる佐野玲於。

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本イベントでは、ボックスからお題の書かれた紙を引きながらトークが展開された。“当たり”が入っていると聞いた佐野は「なるべくそれを当てたいです」と期待を込めるが、1つ目に引いた紙は当たりではなく、通常のお題「飯塚組の〇〇が最高でした」。「あー……」と少し残念そうな顔をしながら、佐野は「空気感と、セッションしている感じですかね。何よりも現場に行くのが楽しみになる。撮影は1カ月で終わってしまいましたが、2カ月、3カ月あればいいなって思ってました。お芝居の楽しさもわかってきて、やることが自分の快感にもなりました」と回答した。

当たりを引いて喜ぶ佐野玲於。

当たりを引いて喜ぶ佐野玲於。[拡大]

家族連れで来ている観客に「お父様!?」「この映画を観たあとに夫婦の仲がさらに深まることを祈っています」と伝える佐野玲於。

家族連れで来ている観客に「お父様!?」「この映画を観たあとに夫婦の仲がさらに深まることを祈っています」と伝える佐野玲於。[拡大]

2つ目の紙を引いた途端、佐野は「あっ、当たりです!」と笑顔に。そして佐野が初めて飯塚組に参加した2014年放送のドラマ「GTO」の集合写真が、スクリーンに投影される。EXILE AKIRAや菊池風磨ら共演者の顔が並ぶ写真を見て、佐野は「あ、片ちゃん(片寄涼太)」「あれは伊藤沙莉、僕のマブダチです」と紹介していく。飯塚は、同作で佐野演じる宇佐美太一がマラソン大会のあとに号泣するシーンを回想し「テストで玲於は、俺たちが熱くなるくらいの芝居をしてくれた。でも本番、テストを超えることができなくて。『次はテストがベストじゃなくなるようにできるといいね』と話したんです。それが『虹色デイズ』にも生きた」とコメント。それを受け佐野は「あのシーン、悔しい思いをしたのでめっちゃ覚えてます。それと監督に『悔しくて泣くなよ』って言われたのは覚えてます」と返す。また当時との違いを聞かれた佐野は「当時は18歳くらいでしたが、『虹色デイズ』では自分が成人したこともあって、等身大というよりは“高校生を演じる”ことが必要でした。だからより本格的にお芝居をやっている感覚がありました」としみじみ語った。

左から飯塚健、佐野玲於。

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続いては、「実は『虹色デイズ』で初めて〇〇しました」というお題が。佐野は撮影の合間に、高杉に薦められたゲームを買いに行ったと告白し「僕だったら買ってくれると思ったのか、真宙にすっごく薦められて。『玲於くんあのゲームはホント面白いんですよ、いやー誰かと一緒にやりたいんですよね、でもいつも家で1人でやってるんですよね』って……これ買えってことじゃん!」と笑う。またロケ地・栃木県のゲーム店に買いに行ったときのことを「探しているときの僕が怪しかったのか、店員さんに声をかけられたんですが、途中で気付かれて『あれ? 佐野さんですよね?』『佐野です』『こんなところで何してるんですか?』『あの、ゲームを……買いたくて……』って(笑)。裏から新品を出してくれました」と振り返った。

マスコミに紛れていたサプライズゲストの坂東希。

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マスコミに紛れていた坂東希(右)のモノマネをする佐野玲於(左)。

マスコミに紛れていた坂東希(右)のモノマネをする佐野玲於(左)。[拡大]

ここで佐野が「友達が来てるんです」と言って、実は客席最前列に座っていた、クラスメイト・千葉ちゃん役の坂東を紹介。観客にバレないようマスコミになりすましていた坂東のことを、佐野は「この人、ずっと小芝居してるんですよ! やたら資料を見たりして」といじる。観客に一番苦労したシーンを聞かれた坂東は、本編未収録のシーンについて「ゴミ箱からゴミを取る場面で緊張していて、本当は右利きなのに左手で取っちゃったんです。つなぎを考えると次のカットも左で取らないといけないのに、どうしても利き手の右が出ちゃって」と恥ずかしそうに告白。また佐野は、自転車で転んだなっちゃんが水たまりに突っ込むシーンを挙げ「僕の毛質上、水に浸かってから起きると前髪が真ん中に寄るんです。何回やっても稲中(『行け!稲中卓球部』)の井沢になっちゃうっていう(笑)」と話して笑いを起こした。

左から飯塚健、佐野玲於、坂東希。

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最後に佐野は「青春という一瞬を、2時間でふんだんに表現しています。自分にとってもターニングポイントとなる映画なので、引き続き皆さんに愛していただけたら」と挨拶し、イベントを締めくくった。

「虹色デイズ」は全国で上映中。

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(c)2018「虹色デイズ」製作委員会 (c)水野美波/集英社

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椿原 敦一郎 @teamokuyama

「虹色デイズ」佐野玲於、現場での苦労は「何回やっても稲中の井沢になっちゃう」(写真33枚) - 映画ナタリー https://t.co/1avgOS7d20

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