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本日大阪での舞台挨拶を終えてから、東京へと移動してきた登壇者たち。本イベントでは事前に映画の公式Twitterで募集した質問に答えていった。まず「撮影中に一番笑った出来事は?」という質問に、佐野は「エキストラさんで濃い方がいっぱいいて。けっこうグイグイ来た(笑)」と振り返る。また中川が教師・田淵を演じた滝藤賢一の名を挙げ「いつもお調子者のやつらがシュンとしてるさまがあるあるで。滝藤さんのインパクトがすごくて笑いこらえるのに必死でした」と明かすと、共演者たちは深くうなずいた。
続いては「目立たないが注目してほしいシーンを教えてください」とリクエストが。中川が「屋上でカップ麺を食べるシーン」と答えると、高杉はすかさず「俺も!」と同調。同シーンでは横浜扮する恵ちゃんだけ焼きそばを食べており、中川は「恵一が水を切ったあとふたに付いた加薬を弾いて落とすっていうのを撮影前に流星と監督がずっと話していて」と言いながらその様子を再現する。横浜もふたを叩くしぐさを再現しつつ「あのとき、なぜかマヨネーズが2つ入ってて。普通に(本番で)『2つ入ってる』って言っちゃった」と思わぬハプニングを打ち明けた。
また「芸能界に入ってなかったら?」という質問には4人が順番に回答していく。佐野は「ダンスを教える立場になっていたかなと。スパルタで角まで追い込んでいく感じで……嘘です(笑)」とジョークを交えて答え、中川は「想像するのが難しいですが……建築とか。建物のデザインに興味があった時期がありました」と学生時代を回想。高杉の「幼稚園の先生かレスキュー隊になりたかった」という発言には、ほかの3人から「幅広すぎない!?」と総ツッコミが。横浜は「父と同じく大工か、空手をやっていたので格闘家とか」と想像をふくらませる。
イベントでは、飯塚から4人に宛てた手紙がサプライズで読まれる一幕も。「こういうの初めてなんだけど!」とはしゃぐ4人だったが、飯塚が「苦楽をともにした4人へ」と読み始めるとじっと耳を傾ける。飯塚組初参加だった高杉、過去に「俳優を続けてほしい」と伝えた佐野、そして中川と横浜。飯塚は1人ひとりに思いを伝えて「いつか必ずまたやろう。できれば4人そろって」と手紙を締めた。
「ありがとうございます!」と最敬礼する彼らに、さらに飯塚から卒業証書が授与されることに。「飯塚組に留年したい!」と駄々をこねる4人に渡された卒業証書には「卒業証書(仮)」と書かれており、登壇者たちはいつか同じ作品で再会することを誓い合った。
最後は佐野から観客に向けてメッセージ。「人生何が起こるかわからないというところで自分が生きている中、この作品と出会ったことでいろいろな考え方を見いだすことができ、自分にできることってたくさんあるなと思いました。それぞれの道に明日から進みますけど、より1人の男として成長して、お互い高め合えるような存在になりたいと思います」と力強く語り、舞台挨拶の幕を下ろした。
「虹色デイズ」は全国で上映中。なおイベントにて、本作が台湾と韓国でも公開されることが発表された。台湾では9月7日公開予定、韓国では2018年末または2019年年明けに公開予定。
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